フォルクスワーゲン(VW)AGは、2001年の世界シェアが12.5%となり、前年比0.4ポイントアップしたと発表した。販売台数では508万台だった。このうち、アジア太平洋地域では、前年比7.2%増の46万1000台となり、全体のシェアアップを引っ張った。
マツダは14日、国内で初夏発売予定の『アテンザ』の量産を開始したと発表した。マツダにとって新型車の投入は約1年半ぶりとなる。同モデルの生産を開始した山口県・防府工場ではフィールズ社長らが出席し量産第1号車のラインオフ式を行った。
自動車業界では今、ホンダの好走ばかりが話題になっているが、見逃してならないのは軽自動車トップのスズキだ。新車販売台数は日産に次いで業界4位で、軽自動車だけだとトップであり着実にシェアを拡大しているのである。
トヨタはここに来て相次いで戦略ニューモデルを投入しているが、販売は一向に上向かず苦戦を強いられている。1月の新車登録台数は10万5000台強でホンダや日産の2倍以上だが、前年同月比は4.5%のマイナスだった。
GM(ゼネラル・モーターズ)は、同社のボブ・ルッツ副会長がワシントン記者協会賞(ゴールデン・ギヤ賞)を受賞したと発表した。同協会の主宰者は「氏の活躍が自動車業界全体に大きな影響を及ぼしたとし、その功績を表彰した」と、している。
フランス、ルノー社の2001年12月期の連結決算は、売上高は前年比9.5%減の363億5100万ユーロ(4兆2385億円)、純利益が同2.8%減の10億5100万ユーロ(1225億円)となり、減収減益となったことが明らかになった。
ホンダが昨年6月に発売した新型スモールカーのフィットは発売後8カ月経過したこの2月時点でも依然3カ月以上もの納車待ちが続いている。
日野自動車は、子会社の日野車体工業の横浜市鶴見区の工場跡地6万5929.55平方メートルを株式会社宇宙ステーションライフレックスを売却する契約を白紙撤回したと発表した。約定期日までに入金が執行されなかったことによるもの。
日産自動車は「日産リバイバルプラン(NRP)」を1年前倒しで達成し、終了を宣言したのに伴って、新たな計画「日産180」を2002年4月からスタートさせると発表した。詳細な目標については今年4月に発表するという。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、東京のホテルでサプライヤー会議で、サプライヤー650社を前に、経営再建3カ年計画の「日産リバイバルプラン(NRP)」を1年前倒しで完了したことを明らかにした。