GM(ゼネラル・モーターズ)は、2002年第1四半期の収益及び生産見込みの上方修正を発表した。アメリカ市場での新車販売が当初予想を上回る好調ぶりを示したためで、第1四半期におけるGMの北米生産台数は前年同期よりも10%上回る見込み。
自動車春闘が13日の指定回答日を前に大詰めを迎えている。大手メーカーの交渉はボーナス満額を確保し、ベアをめぐる攻防が最後まで続いている。1000円のベースアップを要求する組合側と、ベアに慎重な経営側の隔たりが大きく、交渉は平行線が続いている。
昭和飛行機工業は2003年度をめどに、日野製トラックのキャビンの受託生産をとりやめると発表した。日野はこれを引き上げて今後は自社工場内で生産し、内製化コスト削減をすすめるという。
ホンダは8日、新型軽乗用車『That's』(ザッツ)の発売後1カ月の受注台数が1万台に達したことを明らかにした。月間販売目標の約1.6倍に当たるものだが、最近のホンダ車にしては控え目の数字…。
富士重工業は、オーストラリアの販売会社スバル・オーストラリアが自動車販売金融に関する契約をゼネラルモーターズ・アクセプタンス(GMAC)・オーストラリアと締結したと発表した。富士重とGMACが協力するのは台湾、イタリアに続いて3カ国目。
アメリカのある情報筋によると、フォードが「ファイアストンとの長い関係をなんとか修復する方向で考えている」と漏らした、という。ただし、フォードが行った自主回収による損害などで意見対立があり、修復までにはかなりの時間を要すと判断している。
トヨタ自動車は7日、首都圏での一戸建て分譲住宅事業でリクルートコスモスと提携したと発表した。「トヨタSW工法」を使った分譲住宅『Vie α(ヴィーアルファ)」をリクルートコスモスが都市型にアレンジし販売する。
トヨタ系車体メーカーのセントラル自動車は、自動車製造ライン向けの要員派遣事業を開始する。新会社「フルキャストセントラル」を4月1日付けで設立し、トヨタ系企業を中心に100人程度を派遣する計画で、今秋からの半期で2億7000万円の売り上げをめざす。
トヨタ自動車とリクルートは、製造業を中心とした企業に人材育成の支援事業を行う新会社「オージェイティー・ソリューションズ」を設立することで合意した。設立は4月1日で、資本金は2億5000万円。トヨタが51%、リクルートが49%出資する。
三菱自動車工業は、欧州統括会社のMME(Mitsubishi Motors Europe B.V.)が、ドイツの三菱車の販売会社MADG(MMC Auto Deutschland GmbH)を解散して、4月2日から新たに設立するMMD(Mitsubishi Motors Deutschland)がドイツでの三菱車の販売を引き継ぐと発表した。