トヨタ自動車が発表した2月の生産・国内販売・輸出実績によるとグローバル生産は前年同月比5.4%増の46万7580台だった。国内販売は不振だったが、輸出や海外生産が好調でプラスを維持した。
ホンダが26日に発表した2月の実績は全世界生産が前年同月比で5.3%増となり、14カ月連続のプラスとなった。『フィット』の人気が高まり、主に国内生産が増えたことによるもの。ただ、日産の新型『マーチ』が背後から迫っており決して楽観はできない状況だ。
三菱自動車工業は26日、2月の実績を発表した。輸出は前年同月比で増加したものの、国内生産・販売がマイナスとなった。国内は軽乗用車『eKワゴン』が唯一健闘した。北米では『ランサーセディア』の売れ行きが好調で、輸出もプラス31.9%と大幅に増加した。
三菱自動車は、4月1日付けで統括専門職の人事制度を改正すると発表した。資格を見直し、成果主義を採用する。対象となる統括専門職は一般的には同社でグループ長と呼ばれる課長以上。
三菱自動車工業は、園部孝社長兼CEOが退任、ロルフ・エクロート副社長兼COOが社長に就任する人事を固めた。園部氏は三菱が2002年3月期連結決算で黒字となる見込みで、身を引く。
マツダは、ロータリーエンジン搭載の本格スポーカー『RX-7』を今年8月で生産終了すると発表した。平成12年排ガス規制をクリアしていないクルマは、8月以降販売できなくなり、RX-7も規制に適合していないため、生産中止はすでに噂されていた。
日野自動車とスウェーデンのトラック・バスメーカー、スカニアは25日、都内で会見し業務提携することで合意したと発表した。
セントラル警備保障は20日、今年4月から自動車向けの異常監視・位置検索サービスを開始することを明らかにした。『モバイルガードC』と呼ばれるもので、位置測位にはNTTドコモの携帯電話システムとGPSを併用している。
トヨタ自動車は、安全運転実技講習会「トヨタ・ドライバー・コミニケーション」の2002年度の開催スケジュールを発表した。今年は富士スピードウェイを中心に開催。メガウェブなどで開催する日曜講習を合わせると、受講定員は合計で820人となる。
三菱自動車工業と日産自動車、ジヤトコ・トランステクノロジーの3社は、AT/CVT事業の統合に関する契約を正式に締結するとともに、三菱のAT子会社とジヤトコを2003年春に合併する方向で合意したと発表した。