ホンダが26日に発表した2月の実績は全世界生産が前年同月比で5.3%増となり、14カ月連続のプラスとなった。主に国内生産が増えたことによるもの。
2月の国内生産は前年同月に比べて7.9%増の11万8582台となり、6カ月連続で増加した。ホンダは『フィット』の受注増に対応するため、大幅な増産体制を整えたことから生産が拡大した。
フィットは2月に1万7000台を販売し、依然として圧倒的な人気を保っている。欧州向け輸出も今年から本格的に始まったことから、単独車種としてはホンダで最も多い月間2万5000台という生産体制を整えた。
ただ、日産の新型『マーチ』が背後から迫っており決して楽観はできない。