激戦のカーセキュリティ市場にセントラル警備保障も参入---4月スタート

自動車 ビジネス 企業動向

セントラル警備保障は20日、今年4月から自動車向けの異常監視・位置検索サービスを開始することを明らかにした。『モバイルガードC』と呼ばれるもので、位置測位にはNTTドコモの携帯電話システムとGPSを併用している。

モバイルガードC端末は、タバコの箱とほぼ同じサイズとなっており、これを契約車両の車内の任意の場所に設置。機器のON/OFFは携帯電話を使って行うという。測位にはNTTドコモの基地局情報とGPSを併用しており、ユーザーが携帯電話で端末に対して問い合わせを行った場合、iモード携帯電話であれば画面上に現在地を表示させることができる。盗難などでクルマが不正に移動されているという場合には、確認のために警備員を派遣させることも可能だ。

料金は初期費用6万5000円、月額基本料金2300円、位置確認は1回30円、警備員の緊急出動は1回1万円となっている。

同様のサービスはセコムが『ココセコム』、綜合警備保障が『SOKカーセキュリティ』の名で提供しているが、業界3位のセントラルもカーセキュリティ市場に参入することで増益を図りたい考えだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集