日産自動車は28日、ルノー株3780万株を第三社割り当て増資によって取得すると発表した。昨年10月時点では発行済み株式の15%を取得するとしていたが、ルノー株価の上昇や為替の変動により保有比率は13.5%にとどまった。
富士重工業は28日、ベルギーに欧州統括会社を設立し、4月から業務を開始すると発表した。マーケティング、部品用品販売、購買などの業務を一元管理し欧州事業の強化をはかる。将来的には欧州事業の企画立案機能を持たせる。
ユニシアジェックスは28日、中国にバルブタイミングコントロールシステムやウォーターポンプなどを生産する新拠点を設立する一方、厚木工場第2地区での生産を2005年3月までに中止すると発表した。
スバル富士重工業は28日、4月1日付けでアルファロメオ出身のデザイナー、アンドレアス・ザパティナス氏をチーフデザイナーに起用すると発表した。欧州人シニアデザイナーを同社が採用するのは現・三菱デザイン部長のオリビエ・ブーレイ氏(先代レガシィを担当)についで2度目。
横浜ゴムは28日、ドイツのタイヤメーカー、コンチネンタルと合弁で日本に、新車用タイヤ事業会社を設立すると発表した。今年2月に両社が結んだ「新車用タイヤ事業での提携」の契約に基づいた措置。
西日本鉄道は27日、同社(子会社を含む)が運行するバス路線のうち、激しい赤字を生み出している17路線について、来年4月までに廃止する方針を示した。廃止予定の路線は総延長距離中でわずか1.5%の243kmでしかないが、その数倍もの赤字比率を生むという。
ダイムラー出身のエクロート氏が社長兼CEOに就任することで、今後ダイムラー主導による大胆なリストラの嵐が吹き荒れそうで、三菱自動車は完全にダイムラーの傘下に入ることになる。
三菱自動車の次期社長に就任するロルフ・エクロートCOO兼副社長は日産のゴーン社長と何かと比較される。ゴーン氏と決定的に違うのは、エクロート氏にとっては三菱が“最後の花道”になるであろう点だ。
エクロート氏の三菱自動車社長兼CEO就任の内定の記者会見で、園部社長は「自分で決めたこと」と強調、エクロート副社長も「ダイムラークライスラーは決して関与していない」と述べ、ダイムラー・クライスラーのシュレンプ社長が決めたとの観測を強く否定した。
日産自動車は26日、国内の全販売会社が国際規格であるISO14001をベースに、販売会社向けにアレンジして作成した「日産グリーンショップ」認定を取得したと発表した。廃棄物や使用済み自動車の適正処理にグループをあげて取り組む