日産自動車は12日、村山工場跡地の一部を宗教法人真如苑に739億円で譲渡することで合意する契約を締結したと発表した。日産は譲渡益約500億円を来年度の特別利益として計上する。
真如苑への譲渡が決まったのは、村山工場跡地全体の約8割にあたる105万8000平方メートル(約32万坪)。土地の引渡しは9月初めを予定しており、購入者となった真如苑は同地を宗教施設の建設や地域のための公園として活用するという。
日産は残りの土地10万坪についても利用計画を策定中で、一部を大型販売拠点「カレスト」として活用する予定。さらに残る部分については東京都、武蔵村山市、立川市との協議会で利用方法を検討していく。
日産村山工場は昨年3月末で車両組み立てを終了した。現在もメッキ工場などの一部施設が残っているが、これも来年3月末までに閉鎖し、2004年3月末までには土壌からの有害物質の除去作業を完成する。
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