「イヒッ!」では済まされない……旭化成の火災で国内タイヤーメーカー大打撃

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旭化成のレオナ工場(宮崎県延岡市)で発生した火災による自動車産業への影響が懸念されている。同工場で製造される化学繊維の約8割は自動車用タイヤの補強材である「タイヤコード」に使用されているためだ。

国内タイヤメーカー5社はそれぞれ、同工場からタイヤコード用の原材料を購入している。大部分は乗用車用タイヤでは使用量が少ないバイアスタイヤ用だ。タイヤメーカー各社では東レや帝人などからも調達していることに加え、在庫も1−2カ月分あるため、「当面、生産への影響は少ない」としている。

しかし、旭化成では生産再開のめどが立っていないことから、東レや帝人からの調達量拡大など対応策の検討に乗り出した。最大手のブリヂストンは「海外の繊維メーカーからの調達も検討する」としており、住友ゴムでは対応策を検討する「対策チーム」を設置した。

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