スズキとフィアットオート、フィアット・パワートレインテクノロジー社は20日、排気量2.0リットルのフィアット製ディーゼルエンジンを、スズキがライセンス生産することで基本合意したと発表した。
富士重工業の竹中恭二社長は19日のブレスブリーフィングで、「どんな時代であっても、スバルは『クルマを楽しむココロ』と『走り』をメインテーマとし、そのテーマを長期的なクリーンエネルギーの時代で成立させることが、ブランドとして取り組むべき主題」と力説した。
欧州自動車製造者協会(ACEA)が13日に発表した西ヨーロッパ(EU23カ国+EFTA)の9月の新規登録台数は、143万9004台(前年同期比1.9%増)と2カ月続けて前年比プラスとなった。
2001年からの新世代商品の「集大成」という新型『MPV』をワールドプレミアとして公開したマツダ。井巻久一社長は19日、プレスブリーフィングで、同社の環境対応技術の方向についても時間をさいて説明した。
マツダは、開発中の水素ロータリーエンジンについて、新たにミニバンの『プレマシー』にも搭載して参考出品している。井巻久一社長は「今後3年をめどに実用化を目指す」と表明した。
GMのリック・ワゴナー会長が、同社の金融部門であるGMACの売却を視野に入れていることを明らかにした。今年第3四半期も160億ドルの赤字を計上、4期連続の赤字となったGMにとって、子会社を売却してキャッシュフローを得る事は必要な措置だが……。
BMWの東京モーターショー・プレスコンファレンスは、BMW AG社長ヘルムート・パンケ氏の“アジア市場絶好調宣言”で開幕した。誇らしげな数字を並べるパンケ社長は、「BMWグループに停滞という言葉は存在しない。世界において、特にアジアにおいて、さらに加速度的に拡大を続けます」と語った。
独BMWのヘルムート・パンケ社長は18日、「2005東京国際自動車会議」に出席、ハイブリッド技術に関し米GM(ゼネラル・モーターズ)および独ダイムラークライスラーと共同開発を進めることについて、「ニッチ市場なのでスケールメリットを追求する手段」と説明した。
ダイムラークライスラーの次期社長に内定しているディーター・ツェッチェ・メルセデス乗用車部門統括は18日、「2005東京国際会議」で講演、その後の質疑で提携先の三菱自動車との協力プロジェクト推進に意欲的な姿勢を示した。
日産自動車の志賀俊之COO(最高執行責任者)は18日、都内のホテルで開かれている「2005東京国際自動車会議」での質疑応答で、軽自動車の販売について「品揃え拡大の重要性は十分認識」していると言及、今後、調達拡大の可能性を示唆した。