富士重工業の森郁夫社長は28日、新中期経営計画(2007年度−2010年)についての記者会見で、同社の企業風土改革について触れ、「まだまだ充分ではない」と述べた。
富士重工業(スバル)は28日、2007年度から2010年度までの4年間を対象にした新中期経営計画を発表した。森郁夫社長はその会見の席上、前中期経営計画「FDR-1」について振り返り、「急激にブランド力の向上を図ろうと性急すぎた」と反省した。
富士重工業(スバル)の森郁夫社長は2007年度から10年度までの新中期経営計画を発表した。中期計画が、販売不振により大幅な修正を迫られたことを踏まえ、最終の10年度には連結営業利益800億円、営業利益率5%と着実な成長を目指す。
富士重工業(スバル)は、新中期経営計画で、グローバルで販売体制を強化するため、4月1日付けで「スバルグローバルマーケティング本部」を新設すると発表した。
富士重工業(スバル)は、新中期経営計画で、日本市場は「今後も大きな成長は期待できないため、収益の確保に重点を置く」(森郁夫社長)方針で、販売計画も2006年度の24万2000台から2010年度に23万6000台に減るマイナスの計画を策定した。
日本自動車工業会が発表した1月の四輪車生産台数は前年同月比4.2%増の89万8580台で、15カ月連続で前年同月を上回った。日系自動車メーカーの海外販売が好調で輸出が大幅に伸びたのが主因だ。
日本自動車工業会が発表した1月の自動車輸出実績は、前年同期比15.8%増の49万536台で、18カ月連続で前年同月を上回った。北米やアジア向けの輸出が大幅に伸びて、2ケタ増となった。
三菱自動車は、自動車ファイナンス事業の再編に関連して、旧三菱オートクレジット・リースなどの売却益を特別利益に計上したと発表した。
三菱自動車は、ダイヤモンドリース、三菱商事による自動車ファイナンス事業の再編が完了したと発表した。
いすゞ自動車は、セベルスタリ・アフト社(SSA)、双日と3社で、ロシアでのトラックの合弁生産に向けて本格検討する。