三菱自動車工業の益子修社長は29日、2009年度第2四半期決算会見で「今年度は守りと攻めをはっきりさせた」と強調し、営業利益の今期見通し300億円を「十分達成できる」と自信を見せた。
マツダは29日、2009年度第2四半期決算を発表した。その席上、山内孝社長は自動車市場の見通しについて「下期と来年1年間は非常に厳しいと思う」と述べた。
BMWグループは29日、SGLグループと共同で、自動車用カーボン素材の研究開発を目的とした新会社を設立すると発表した。ここで培った技術を、今後5年以内に発売するシティカーに応用する。
神戸製鋼所は、2010年末の市販予定のレクサスの2シータースポーツモデル『LFA』のマフラー素材に、独自開発したマフラー用耐熱チタン合金が採用されたと発表した。LFAの軽量化に貢献する。
新日本石油は、「品質月間」と定めている11月に、毎年、従業員に品質意識の高揚を目的にした品質向上活動に取り組んでいる。
日清紡ホールディングスは、2010年4月に完全子会社である日清紡ブレーキと日清紡ブレーキ販売を合併すると発表した。製販統合することで意思決定の迅速化や経営効率化を図る。
三菱自動車工業は29日、2010年3月期の第2四半期累計業績と、通期見通しを発表した。上期業績は赤字だったものの、計画よりは若干改善しており、通期の業績は営業利益で300億円(前期比約7.7倍)の黒字を確保する期首時点の予想を据え置いた。
マツダの山内孝社長は29日の決算発表の席上、今年度の経営改善のひとつの目標としてきた稼働率が8割(国内工場)でも利益を確保できる体質転換が、第2四半期(7 - 9月期)で実現できたと明らかにした。
マツダは29日、2010年3月期の業績予想を大幅に上方修正して発表した。販売の上ぶれや固定費を中心とする経費削減が順調に進みんでいるためで、営業損益は期首予想から380億円改善となる120億円の赤字見通しとした。
ニフコが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比73.4%減の17億9000万円と大幅減益となった。