2021年度第3四半期の決算発表がピークを迎えているが、自動車メーカー各社もマツダを除いてほぼ出そろった。きょうの各紙も発表を終えたトヨタ自動車や日産自動車、ホンダなどを中心に決算を総括する記事を取り上げている。
住友ゴム工業は、2021年12月期(2021年1~12月)の連結決算を発表。国内外の市販用タイヤの販売は好調だったが、輸送費高騰などでタイヤ事業の利益はほぼ横ばいとなった。
ヒョンデモビリティジャパンが8日、『アイオニック5』、『ネッソ』の日本市場での販売開始を発表した。メディアの多くは日本再上陸のヒョンデ(前回はヒュンダイ表記)の自動車が日本で成功するのか、という視点でみているだろう。
国土交通省、気象庁、NEXCO東日本/中日本、首都高速道路の5者は2月9日、関東甲信地方で予想される大雪に対する緊急発表を行い、不要不急の外出を控えるようドライバーに呼びかけている。
首都高速道路は、2月9日夜から11日にかけて、関東地方の平野部で積雪の予報が出ていることを受け、2月10日以降、「計画的・予防的通行止め」を実施する可能性があると発表した。
SUBARU(スバル)は、富士通と共同で開発してきた、エンジン部品研削加工工程の品質を高精度に判定するAIモデル、および製造現場でのAIモデルの管理を支援する富士通の「COLMINA 現場品質AI」の本格稼働を1月末より群馬製作所大泉工場にて開始した。
ホンダは2月9日、オンライン会見で2022年3月期の第3四半期(4~12月期)連結決算を発表した。半導体不足などによる生産・販売減はあったものの、コストダウンや円安効果などにより営業利益は6716億円(前年同期比50.3%増)と大幅な増益になった。通期予想は上方修正した。
トヨタ自動車が2月9日にオンラインで発表した2022年3月期の第3四半期(4~12月期)連結決算は、世界での生産が停滞したものの販売努力などにより、営業利益は2兆5318億円(前年同期比67.9%増)と、この期では過去最高になった。通期業績予想は据え置いた。
仏フォルシアと独ヘラーは、1月31日にフォルシアによるヘラー買収を受け、新グループ名「FORVIA(フォルヴィア)」を発表した。
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は2月8日の2021年度第3四半期連結決算の会見で、傘下の英半導体設計会社アームについて「売却を断念したが、元々のプランに戻るだけで、むしろ良かったのかもしれない」と述べた。