ルノーは9月14日にドイツで開幕する「IAAトランスポーテーション2026」に出展し、新型商用電動バン『トラフィック バン E-Techエレクトリック』を発表する。
【画像】ルノー『トラフィック バン E-Techエレクトリック』
発表会ではルノーはLCV(軽商用車)戦略の詳細と新型トラフィック E-Techエレクトリックの概要を説明する。市場投入の数週間前となる見通しだ。
■2種類のバッテリーで用途に対応
ルノー『トラフィック バン E-Techエレクトリック』新型トラフィック バン E-Techエレクトリックは、用途に応じて2種類のバッテリーを選択できる。
長距離走行を必要とするユーザー向けには、NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)技術を採用した「ロングレンジバッテリー」を用意。エネルギー密度が高く、最大航続距離は約450km(WLTP)を実現する。このバッテリーは発売時から設定される。
主に都市部で使用するビジネスユーザー向けには、コバルトやニッケルなどのレアメタルを使用しないLFP(リン酸鉄リチウム)技術を採用した「アーバンレンジバッテリー」を設定。競争力のある価格と、多くのビジネスユーザーに十分な約350km(WLTP)の航続距離を両立する。こちらは後日設定予定だ。
すべてのセルはヨーロッパで生産され、バッテリーはフランスのサンドゥビル工場で組み立てられる。
■ルノー初の800V超急速充電技術を採用
ルノー『トラフィック バン E-Techエレクトリック』
両バッテリーともに、ルノーとして初めて800V超急速充電技術を採用した。直流急速充電器を使用した場合、バッテリー残量15%から80%まで約20分で充電でき、約260kmの航続距離を回復できる。
■新世代電動モーターを搭載
新型モーターはヨーロッパで開発され、最高出力150kW、最大トルク345Nmを発揮する。強力なモーターと堅牢なプラットフォームにより、牽引能力2t、積載量1.25t(認証取得予定)を実現している。
■V2L・V2G機能も搭載
新型トラフィック バン Eテック エレクトリックは、V2L(ビークル・トゥ・ロード)とV2G(ビークル・トゥ・グリッド)機能を搭載する。
V2L機能により、キャブの充電エリアにあるポートやアダプターを通じて、電動工具やノートパソコンなどの外部機器に給電できる。また、双方向充電器を通じてバッテリーから電力グリッドへ送電するV2G機能も利用可能だ。







