社用車にホンダ『N-VANe:』試験導入、CO2排出量60%削減へ…日本カルミック

日本カルミックが社用車にホンダ『N-VANe:』試験導入
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日本カルミックは12月17日、持続可能な社会の実現に向けた環境配慮への取り組みの一環として、東京ベイサイドセンターの社用車に電気自動車を試験導入したと発表した。

同社は長期的な目標として「ゼロエミッション」を掲げ、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出削減に継続的に取り組んでいる。このたび、さらなるCO2排出量削減を推進するため、物流およびメンテナンスサービス拠点として稼働する東京ベイサイドセンターにEVを2台導入した。

本導入は、CO2排出量削減効果やランニングコスト、実用性などを検証する目的で実施するものである。EVはガソリン車と比較して、1台あたり約60%の温室効果ガス排出量削減が見込まれており、環境負荷低減への貢献が期待される。

また、EVの安定稼働を支えるため、同センター内に専用充電スポットも新設した。

導入車種はホンダ『N-VANe:』。導入拠点は東京ベイサイドセンター(東京都江東区辰巳で、導入台数は2台となる。

本田技研工業による比較試算では、以下の条件下で電気自動車「N-VAN e:」は、ガソリン車「N-VAN」と比べて約60%の温室効果ガス排出量削減が可能であるとされている。比較車両はN-VAN e: L4グレード(電気自動車)とN-VAN Gグレード(ガソリン車)で、期間は60か月間、走行距離は1000km/月を想定している。

今後は、運用状況や効果を踏まえ、他拠点への展開や導入台数の拡大を検討していく。同社は、EVの導入を通じて、企業としての環境責任を果たすとともに、持続可能な社会の実現に貢献していく、としている。

《森脇稔》

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