トーヨータイヤUSAは10月30日、モータースポーツ愛好家向けの新型極限性能サマータイヤ「Proxes Sport R(プロクセス・スポーツR)」を発表した。
【画像】トーヨータイヤUSAの新型「プロクセス スポーツR」
プロクセス・スポーツRは、オートクロス、タイムアタック、耐久レース、高性能ドライビングイベントなど、さまざまなモータースポーツ用途に向けて開発された。アグレッシブな方向性トレッドパターン、強化された内部ケーシング、高グリップコンパウンドを採用し、ドライ路面での卓越したハンドリング、トラクション、高速安定性を実現している。
トーヨータイヤ「プロクセス・スポーツR」トーヨータイヤUSAのモータースポーツタイヤ技術フィールドマネージャーのキャメロン・パーソンズ氏は「プロクセス・スポーツRは、レーストラック性能と街乗りでの実用性を両立させた最新の極限性能サマータイヤです。先進的なトレッドパターンとコンパウンドにより、UTQG200セグメントにおいて優れたドライグリップとサーキットでの耐久性を実現しました」とコメントしている。
プロクセス・スポーツRは「UTQG200 AA A」の耐摩耗性評価を取得し、競技レースクラスの要件を満たしている。13インチから21インチのホイール径に対応する50種類以上のサイズとロード・スピード組み合わせで生産される予定だ。
トーヨータイヤ「プロクセス・スポーツR」
初期サイズは2026年前半に販売開始予定で、追加サイズは同年後半にかけて順次リリースされる。プロクセス・スポーツRはSEMA SHOWのトーヨータイヤ・トレッドパスで初披露される。なお、日本国内市場への導入は現状未定となっている。










