ランボルギーニ、全長30mの新型ヨット「101FT」発表…3エンジンで7600馬力

新型ヨット「テクノマール・フォー・ランボルギーニ101FT」
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ランボルギーニは9月24日、イタリアンシーグループとともに、モナコヨットショーで新型ヨット「テクノマール・フォー・ランボルギーニ101FT」を世界初公開した。

【画像】ランボルギーニの全長30mの新型ヨット

両社のコラボレーションは2020年に始まり、最初のモデル「テクノマール63」は愛好家の間で大きな成功を収めた。今回発表された新型「101FT」は、全長約30mからその名が付けられ、イタリア製造業の卓越性を世界レベルで表現する2社の融合を体現している。

デザイン面では、8月にモントレーカーウィークで世界初公開された限定車『フェノメノ』からインスピレーションを得ている。29台限定生産のこの特別なモデルから、ジャッロ・クリウスカラーやフロント・リアライトのデザインが採用された。外観全体にランボルギーニの象徴的で本質的な特徴が表現されている。

操舵席はランボルギーニのハイブリッドV8エンジン搭載車『テメラリオ』からインスピレーションを得ており、101FTの操縦はランボルギーニのスーパースポーツカーを運転するのと同じ感覚を味わえる。

内装では六角形、クリーンライン、Y字型といったランボルギーニの象徴的要素が取り入れられ、色彩、ステッチ、フォルムでサンタガタ・ボロネーゼのモデルとの親和性を表現している。最大9名のゲストと3名のクルーが乗船可能で、長時間の航海でも快適に過ごせる広々とした環境を提供する。

技術面では、3基のMTU 16V 2000 M96Lエンジンと3基のサーフェスプロペラを搭載し、最高速度45ノット、巡航速度35ノットを実現。総出力7600hpと2基の35kW発電機により、あらゆる条件下での効率性と信頼性を確保している。

今回モナコヨットショーのプレスカンファレンスでスケールモデルが公開され、実艇は2027年末に進水予定だ。

《森脇稔》

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