スズキ、新型ハイブリッドSUV『ビクトリス』発表…インドから世界へ

スズキ・ビクトリス
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スズキのインド子会社のマルチスズキは9月4日、新型SUVの『ビクトリス』を発表した。

【画像】スズキの新型ハイブリッドSUV『ビクトリス』

マルチスズキのカルコダ工場にて生産し、アリーナ店にて販売する。このモデルはインド国内向けだけではなく、100以上の国・地域へ輸出される予定だ。

ビクトリスは、先進的なデザインに加え、安全装備や快適装備を充実させた最新のSUV。エクステリアは、シャープな造形と先進的で存在感のあるLEDヘッドランプ、LEDリアコンビネーションランプを採用している。インテリアはモダンなスタイリングと日常での快適性を兼ね備えたデザインで、細部まで作りこまれたインパネデザインや64色から選べるLED室内イルミネーションなどにより、スタイリッシュな雰囲気を演出する。

ビクトリスのパワートレインは、1.5Lエンジンのマイルドハイブリッド、ストロングハイブリッド、CNGの3種類から選択可能。マイルドハイブリッド、ストロングハイブリッド仕様は、合弁会社TDS Lithium-Ion Battery Gujarat Private Limited(TDSG)で生産するリチウムイオン電池を使用する。CNG仕様は、スズキとして初めて、CNGタンクをボディの下に配置するアンダーボディータンクレイアウトを採用し、広いラゲッジスペースを確保した。

安全装備として、衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、全方位モニター用カメラ、タイヤ空気圧モニターなど、日々の安心安全をサポートする機能を採用した。

快適装備として、足の動きを感知して自動で開閉できるハンズフリーパワーバックドアや電動で調整可能なパワーシートを採用した。また、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応した10.1インチの純正インフォテインメントシステムや、Dolby Atmos 5.1chサラウンドシステムに対応したInfinity製8スピーカーのプレミアムサウンドシステムを搭載した。

現在、インドの乗用車市場においてSUVの販売比率は約6割にのぼる。ビクトリスは、幅広いパワートレイン、存在感のあるデザイン、先進の安全装備・快適装備を備え、多様化するインドの顧客のニーズに応えるSUVだ。スズキはインド乗用車市場のリーディングカンパニーとして、新型「ビクトリス」の投入を通じて、SUV市場においても、これまで以上に多くのユーザーに選ばれるように取り組んでいく。

《森脇稔》

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