レクサスが、8月27日にイタリアで開幕する「第82回ベネチア国際映画祭」の公式車両に起用される。
レクサスは、映画界と共通の精神を持ち、車のデザインや持続可能なモビリティの追求において情熱、革新性、創造性をもたらしている。ベネチア国際映画祭でのレクサスの存在は、最先端で持続可能な技術ソリューションで今すぐ未来を受け入れたいという同社の願いを表しているという。
8月27日から9月6日まで、ベネチア・リドは映画と自動車イノベーションの交差点となる。新型『ES』をはじめ、電動化されたレクサスの最新車両が、監督、俳優、クリエイター、VIPゲストに移動サービスを提供する。

EVの『RZ』、プラグインハイブリッド(PHEV)の『NX』、ハイブリッドの『RX』、『LBX』、ES、『UX』などが、炭素削減に向けたレクサスの確立されたマルチテクノロジーアプローチを実証するとしている。
今回の映画祭では、新型ESのEVがレッドカーペットに登場し、スポットライトを浴びる。新型ESはエレガンスとテクノロジーを組み合わせ、レクサスの「Making Luxury Personal」コンセプトを表現したモデル。
新型ESのEVには、前輪駆動の「ES 350e」と四輪駆動の「ES 500e」の2種類が用意される。ES 350eは224hp(165kW)、ES 500eは343hp(252kW)の出力を発揮する。両モデルともレクサスの電動化技術を活かし、新しいレクサスグローバルアーキテクチャK(GA-K)プラットフォームの可能性を最大限に引き出している。

ES 350eのリチウムイオンバッテリー容量は77kWhで、0-100km/h加速は8.2秒。一方、四輪駆動のES 500eは75kWhのバッテリーユニットを使用し、0-100km/h加速は5.7秒まで向上する。
ES 500eには、レクサスのインテリジェント電動四輪駆動システム「DIRECT4」が搭載される。このシステムは、ドライバーの入力と路面状況に応じて四輪すべてへの駆動トルク配分を連続的に調整し、100:0から0:100まで変化させることができる。これにより、安定したハンドリングと魅力的な運転体験を実現している。