三菱ふそうトラック・バスは、オーストリアに本社を置く国際物流サービス企業ゲブリューダー・ワイスのクロアチア拠点に、電動トラック『eキャンター』を納入したと発表した。
今回納入された車両は、車両総重量8.55トン、ホイールベース4750mmの仕様で、129kWの電動モーターとLバッテリーパックを搭載している。1回の充電で最大200kmの走行が可能で、クロアチアのザグレブ地域におけるラストワンマイル配送に使用される。
eキャンターは、コンパクトな外形寸法と優れた操縦性、大容量の荷室を兼ね備えており、都市部での配送業務に最適な設計となっている。車両にはデジタルメータークラスターと7インチタッチスクリーン付きマルチメディアディスプレイを備えたスタンダードキャビンを採用。自動エアコン、ヒーター付きステアリングホイール、ヒーター付きフロントガラスにより、夏冬を問わず快適な運転環境を提供する。
