トヨタ自動車は、『ランドクルーザー300』のハイブリッドを2026年前半、オーストラリアで発売すると発表した。先行して主要市場である中東向けが発表されており、初のハイブリッド化に日本でも話題となっていた。
新しいハイブリッドモデルは2026年前半にオーストラリアで発売予定で、『ランドクルーザー』史上最もパワフルなモデルとなる。トヨタが長年培ってきたハイブリッド技術の専門知識と、ランドクルーザーの品質・耐久性・信頼性(QDR)の評判を組み合わせたモデルになる。
パワートレインは3.5リットル ツインターボ・ガソリンV6エンジンと強力な電気モーター・ジェネレーターを並列ハイブリッド方式で組み合わせている。この新システムは、既存の3.3リットル ツインターボ・ディーゼルエンジンを上回るパワーとトルクを発揮する。

新パワートレインは中東の砂漠や山岳地帯など、世界で最も過酷な環境での広範囲なテストを実施済みで、ランドクルーザーにふさわしい頑丈な耐久性を確保している。電気モーターは最も困難な地形でも滑らかで均一なスロットルレスポンスを提供できる。
この導入は、トヨタオーストラリアの電動化に向けたマルチパスウェイアプローチの重要な一歩となり、顧客の多様なライフスタイルをサポートするパワートレイン技術の選択肢を用意するものだ。