ヒョンデの最上位電動SUV『アイオニック9』、米国で納車開始

ヒョンデ・アイオニック9の納車を米国で開始
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ヒョンデは、新型フラッグシップ電動SUV『アイオニック9』の納車を米国で開始した。

アイオニック9は電気SUVの新たな可能性を示す車両で、大胆な空力デザイン、超高速充電機能、EPA推定最大335マイルの航続距離を、広々とした技術先進的な内装と組み合わせている。ヒョンデモーターグループのメタプラントアメリカで製造され、内外装ともにプレミアムな快適性と革新性を提供する。

パワートレインは、後輪駆動モデルが160kWの後輪モーター、4輪駆動モデルが前後に70kWと160kWのモーターを搭載。高性能版の4輪駆動モデルは、前後とも160kWのモーターを採用し、0-100km/h加速を5.2秒で達成する。

ヒョンデ・アイオニック9ヒョンデ・アイオニック9

エネルギー効率の向上に向けて、革新的な空力設計を採用している。業界初となるデュアルモーションアクティブエアフラップシステムを採用した。これは、エンジンルームへの冷却空気の流入を必要に応じて制御し、空気抵抗を最小限に抑える仕組みだ。

さらに、車体下部のカバーや空力に配慮したホイールデザイン、隠しアンテナなど、細部にわたって空力性能の最適化が図られている。これらの工夫により、0.259という低いCd値(前面空気抵抗係数)を実現している。

大容量バッテリーと広々とした室内空間、そして堅牢なボディ構造による優れた安全性も特徴としている。また、車両から電力を供給できるV2L機能や、400V/800Vのマルチ充電システムにも対応し、EVライフの利便性を高めている。

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第一号車の納車はジョージア州リングゴールドのマウンテンビュー・ヒョンデで行われ、同州ダルトン在住のジェニファー・メイナードさんとドウェイン・メイナードさん夫妻が初めての顧客となった。夫妻は『アイオニック5』を所有していたが、アイオニック9のクラス最高レベルの室内空間、先進技術、モダンなデザインに魅力を感じて乗り換えを決めたという。

「アイオニック5も気に入っていたが、アイオニック9は私たち家族と冒険に必要なものすべてを提供してくれる」とジェニファー・メイナードさんは語った。「まるでヒョンデが私たちのためだけに設計した車のように感じる」と付け加えた。

《森脇稔》

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