5月24日、25日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたNLS耐久シリーズ「ADAC 24h Nürburgring Qualifiers」(ニュル24時間予選レース)に参戦中のトーヨータイヤが好成績を収めた。
レースは24日に第1レース、25日に第2レースが開催され、トーヨータイヤがサポートする「TOYO TIRES with Ring Racing」がSP8TクラスおよびSP10クラスに、それぞれトヨタ『GRスープラ GT4 EVO2』(#160、#170)の2台体制でエントリー。
GT4カテゴリに該当する市販レーシングカーが出場するSP10クラスでは、PROXESブランドアンバサダーの木下隆之選手らがドライバーを務める#170が安定した走りを披露し、第1レースでクラス3位、第2レースでクラス2位と連続での表彰台獲得を達成した。
排気量2,500cc以上4,000cc未満、市販ターボ車両が対象のSP8Tクラスに出場した#160は、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)の中山雄一選手/小高一斗選手/ジュリアーノ・アレジ選手/小山美姫選手の若手ドライバー4名がハンドルを握った。第1レースでは予選中にメカニカルトラブル、第2レースでは他車からの接触など厳しい状況に見舞われたが、ドライバーたちが最後まで諦めない執念の走りを見せ、両レースとも完走を果たした。
6月21日にはいよいよ「ニュルブルクリンク24時間レース」本戦が開催される。#160、#170は引き続き出場を予定しており、さらに昨年SP10クラスでシリーズ優勝を果たした、アンドレアス・ギュルデン選手/ティム・サンドラー選手/マルク・ヘネリッチ選手が搭乗する『ポルシェ911 GT3 Cup』(#347)もSP-proクラスにエントリーする。マシン、ドライバー、タイヤが三位一体となってさらなる高みを目指すトーヨータイヤの挑戦は続いていく。