マセラティジャパンは3月18日、マセラティ『ギブリ』と『レヴァンテ』のベルト駆動スタータージェネレーターついて、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2022年10月31日~2023年2月1日に輸入されたギブリとレヴァンテの計116台。
ベルト駆動スタータージェネレーター(以下 BSG という)ベルトテンショナーにおいて、製造管理が不適切なため、内部構成部品であるダンパーパッドが組み込まれていないものがある。そのため、使用過程でベルトの張力維持動作を繰り返した際のがたつきによりテンショナー内部が破損し、ベルト張力が失われ、ハイブリッドシステム警告灯が点灯し、そのまま走行を続けると、BSG の作動が停止しバッテリーの充電が行われなくなり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、BSG ベルトテンショナーに刻印されたロット番号を確認し、該当するロット番号の場合には良品のBSG ベルトテンショナーに交換し、ベルトを新品に交換する。
不具合、事故ともに発生していない。