ジャガー・ランドローバー・ジャパンは3月6日、『ディフェンダー』などの視野確保装置(直前、直左カメラ)について、カメラからの信号をディスプレイに表示させる制御プログラムに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2023年2月11日~2024年10月25日に輸入された、『ディフェンダー90』、『ディフェンダー110』、『ディスカバリースポーツ』、『レンジローバーイヴォーク』など4車種の計3243台。
直前直左カメラの映像を表示する装置において、カメラからの信号をディスプレイに表示させる制御プログラムが不適切なため、直前直左確認用のカメラ映像が表示されないことがある。そのため、直前直左の視界を確認できず、保安基準に適合しない。(直前直左カメラの映像を表示する装置は、カメラ、インテグレーテッド ディスプレイモジュール及びインフォテイメントコンピュートコントロールモジュールで構成されたものをいう)
改善措置として、全車両、カメラからの信号をディスプレイに表示させる制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合は3件報告、事故は起きていない。