スズキは、ストリートバイクの大型二輪車『GSX-8S』のカラーリングとメーカー希望小売価格を、スポーツバイクの大型二輪車『GSX-8R』のメーカー希望小売価格を変更して3月14日より発売すると発表した。
「GSX-8S」、「GSX-8R」は幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800cc クラスのモデルとして開発されたスズキの新世代バイク。エンジンは、775cc 2気筒エンジンを搭載、クランク軸に対して90度に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現している。
◆無限の可能性を提供する「GSX-8S」

「GSX-8S」はライダーの年齢やスキルを問わず、多様なライディングを楽しめるよう、無限の可能性を提供できるバイクを目指して開発。「S.I.R.S.」(スズキインテリジェントライドシステム)に出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)や3段階から選択可能なトラクションコントロール、クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能な双方向クイックシフトシステム等を採用することで、様々な走行シーンやスキルに対応した。また、軽量アルミ製スイングアームを採用することで、操縦性を高めている。
デザインでは特徴的なショートマフラーに加え、エンジンやシートレールを露出させることで機能部品を美しく見せ、「時代を先取りした」という斬新なスタイリングとなっている。

今回のカラーリング変更で、青/黒の「パールコズミックブルー/グラススパークルブラック」、マット銀/マット黒の「マットソードシルバーメタリック/マットブラックメタリック No.2」、マット黒の「マットブラックメタリック No.2」と新たに3色の設定となった。
価格は112万2000円。
◆歴代スズキスポーツの魂をデザインに込めた「GSX-8R」

「GSX-8R」はライダーの年齢やスキルを問わず、街中からワインディング、サーキットまで多様なライディングを楽しめるスポーツバイク。「GSX-8S」をベースに、スポーツライディングに適したカウリングやセパレートハンドルを装備。歴代のスズキスポーツバイクのヘリテージをデザインに込め、エンジンやシートレールを露出させることで機能美を演出、新時代的で斬新なデザインが特徴となっている。
8Sと同様に、SDMS、STCS、双方向クイックシフトシステム、スズキイージースタートシステム、ローRPM アシスト、ABSを備えたS.I.R.S.を装備。さらにフロントサスペンションをSHOWA SFF-BPに変更し、日常使いからスポーツ走行、ツーリングにも適したモデルとなっている。
8Rについてはカラーほか仕様変更はなし。価格は119万9000円となった。
