富士スピードウェイは、2025年シーズンを通じてレース観戦が可能な年間パス「ANNUAL PASS 2025」を、1月30日午前10時より発売すると発表した。
この年間パスは、FIA世界耐久選手権や富士24時間レースなど7つの主要レースをはじめ、インタープロトシリーズ、KYOJO CUP、GT World Challenge Asiaなども観戦できる。さらに、2025 FUJI XTREME DAY with FORMULA DRIFT JAPANなど、富士スピードウェイ主催のイベントや一般営業日も無料で入場できる。
「ANNUAL PASS 2025」は2種類が用意されている。一般観戦チケットのみの通常版は3万9800円(税込)で、SUPER GT 2大会分の指定駐車場券付きバージョンは5万8000円(税込)となっている。駐車券付きは500枚限定での販売となる。
購入特典として、全日本スーパーフォーミュラ選手権2大会とスーパー耐久シリーズ第7戦の招待券などがプレゼントされる。また、主要レースの当日パドックパスを特別価格で購入できるサービスも予定されている。
年間パスの有効期間は2025年3月29日から2026年3月31日までで、開幕直前の3月29・30日に開催される恒例の「SUPER GT公式テスト」の初日から入場可能となっている。
富士スピードウェイは、この年間パスによってモータースポーツファンがより多くのレースを楽しめるようになることを期待している。レース観戦の敷居を下げ、ファン層の拡大を図る狙いもある。
モータースポーツ業界では、観客動員数の増加が課題となっている中、このような年間パスの導入は新たな観客層の開拓につながる可能性がある。