終電後に「ミッドナイトシャトル」、鉄道とタクシーの新たな連携 1月29日から運行

終電後のミッドナイトシャトル」を1月29日から運行
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東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ会社のJR東日本スタートアップをはじめ、東急、小田急電鉄、西武ホールディングスが参画する鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」は、NearMeニアミー)と連携し、新たな移動サービスの実証実験を行う。

ニアミーは、利用者同士によるタクシーの“シェア乗り”を活用し、移動の「もったいない」を解決することを目指している。

この実証実験では、鉄道各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源を活用し、タクシーの“シェア乗り”を新たな移動手段として定着させることを目指す。特に、タクシーの供給が不足している時間帯における移動手段として、首都圏の終電時間帯に「ミッドナイトシャトル」を展開する。

ミッドナイトシャトルは、1月29日から3月末まで、まず西武鉄道池袋線エリアで実施される。運行日は水曜日、金曜日、土曜日で、終電後の深夜1時から運行される。運行範囲は池袋駅から小手指駅周辺までで、料金はエリアごとに異なる。予約はウェブサイトから行い、クレジットカード決済のみ対応する。

ニアミーは、2019年から空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを活用したルーティングの最適化技術を確立している。今回の取り組みは、鉄道会社とニアミーが連携し、持続可能な移動サービスの実現を目指すもの。今後、実証実験の結果を踏まえ、地方エリアでの展開も検討される。

《森脇稔》

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