EVトラック・バスに識別ラベル導入へ…消防・救助活動の円滑化 国交省

EV の場合のラベル
  • EV の場合のラベル
  • いすゞ・エルガEV(ジャパンモビリティショー2024)
  • 日野デュトロZEV(ジャパンモビリティショー2024)

国土交通省は1月10日、EVトラック・バスに識別ラベルを導入することを発表した。2026年9月以降段階的に、EVの新車は車体に専用のラベルを表示することになる。

2050年カーボンニュートラルの目標に向けて、EVトラックやバスの普及が進む中、これらの車両事故においてディーゼル車とは異なる消防・救助活動が必要であることを受け、今回の認識ラベルの導入が決定した。

この基準改正は、国連自動車基準調和世界フォーラムで、国連基準として成立したことを踏まえたものである。具体的には、バスおよび車両総重量3.5t超のトラックのうち、高電圧で作動する原動機を備える自動車の前部および左右側面(バスは後部も含む)に、幅110mm以上、高さ80mm以上のラベルを表示することが求められる。

適用時期は、新型車が2026年9月1日から、継続生産車が2027年9月1日からとなる。

《レスポンス編集部》

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