【ジープ アベンジャー】新規顧客が大半、将来はハイブリッドも視野に検討

ジープ アベンジャー
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ステランティスジャパンはジープのBEV、『アベンジャー』の日本導入を開始した。あえてジープのBEVをなぜ日本で販売するのか。商品担当に話を聞いた。

◆既に100台以上

9月26日の発表以前にティザーは行ってはいたものの、それほど積極的な展開ではなかったにも関わらず、現在まで100台以上の受注があったアベンジャー。

そのユーザーは、これまでジープユーザーではない、「新規顧客です」と話すのは、ステランティスジャパンでジープのプロダクトジェネラルマネージャーを務める渡邊由紀さんだ。今回ジープブランドとして新たにアベンジャーのCMを打った。「それを見て検討開始したケースが多いようです」という。これまでのジープユーザーは、「自動的にジープのウェブサイトに来て興味を持つのがいつも流れ」と大きく異なる様相を呈しており、渡邊さんはこの流れを想定していたそうだ。

購入理由は、「小さくて乗りやすいこと。ジープブランドはもともと気にはなってはいたものの、大きくて無骨で、あまり燃費良くないというイメージがあったようです。しかしアベンジャーであれば、ジープに乗ったことはないけれど、乗りやすそうだし、環境にも優しいので」と購入に結びついているという。


《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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