8日の日経平均株価は前日比118円96銭高の3万9500円37銭と反発。米ハイテク株高が投資家心理を支えた。半面、外為市場での円安の一服、決算が予想を下回った銘柄への売りが目立ち、上値が重い展開が続いた。
7日のニューヨークダウは59セント安の4万3729ドル34セントと3日ぶりに小反落。前日急伸したとあって利益確定売りに押される展開。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げを受け、下値は底堅かった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日続伸。電気自動車(EV)のテスラは2.90%高。
米国の利下げを受け、外国為替市場で円相場は1ドル=152円台後半へ上昇。自動車株は全面高となった。