トヨタ自動車は、コンパクトカー『ヤリス』および『ヤリスクロス』を一部改良し、1月17日より販売を開始した。
今回の改良では、それぞれのモデルの個性を際立たせるため内外装のデザインが見直した。ヤリスはラジエーターグリルをより躍動感のある洗練されたデザインに変更。Zグレードには合成皮革とツィード調ファブリックのシート表皮を採用した。
一方、ヤリス クロスではアッパーグリルをSUVらしい力強いデザインに変更。利便性を高めるためコンソールボックス付きのフロントソフトアームレストを設けた(X、Uグレードを除く)。
両モデル共通の改良点としては、7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイの標準装備化(ヤリスX、Uを除く)、最新のディスプレイオーディオの搭載、内装加飾のガンメタリックへの変更などが挙げられる。また、ボディカラーには新色のマッシブグレーを追加した。
安全面では、最新のトヨタセーフティセンスを搭載し、プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を拡大。これにより、交差点での出会い頭の車両や自動二輪車に対する安全対策を強化した。
加えて、サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」の第2弾として、新たにUグレードを設定。これにより、ハードウェア・ソフトウェアのアップグレードに対応し、コネクティッドを活用した新しい体験を提供する。
価格はヤリスが150万1000円から269万4000円、ヤリス クロスが190万7000円から315万6000円。