日産自動車は12月5日、小型SUV『キックス』(Nissan Kicks)の次期型の生産を、メキシコ・アグアスカリエンテス工場で行うと発表した。2022年春に発表されていた7億ドルの投資を、次期型の生産準備に充当する計画だ。
キックスは、コンパクトでエレガント、技術的で冒険的なクロスオーバーを求めるメキシコで支持されており、2016年8月の発売以来、メキシコでの累計販売台数は12万5000台を超えている。
日産にとってキックスは、ラテンアメリカ地域の顧客の嗜好に基づいたデザインを採用し、ラテンアメリカのDNAを表現した最初のモデルになるという。また、電動パワートレインの「e-POWER」を、メキシコ市場で初めて搭載したモデルでもある。