らしさあふれるEVのアバルト『500e』は10月28日発売[詳細画像]

アバルト500e
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10月28日より、アバルト『500e』と、そのローンチの記念の限定モデルアバルト「500e スコーピオニッシマ」が発売される。アバルト500eはコンパクトなEVにアバルトらしい刺激的なアイデアを詰め込んだ、同ブランドEV戦略の中核モデルだ。

◆エアロ、大型ホイールで力強さを、アクセサリーはアバルトらしさを強調

500eのデザインを見ると、ブランドを象徴するサソリのイメージが随所に付されていることが分かる。サイドに置かれたエンブレムを始め、ホイールや、バンパーも同様のイメージでデザインされているとのことだ。

フロント部は、アクセントカラーのリップが付いたスポーツ志向のバンパーが「走り」に対するアバルトらしいアグレッシブなキャラクターを主張する。サイドからは、コンパクトボディに18インチホイールの組み合わせで、足元からの力強さが感じられた。さらに、ボディタイプはハッチバックとカブリオレを選択できるのも大きな魅力だ。ボディカラーは、アンチドーテホワイト、ベノムブラック、アドレナリンレッド、アシッドグリーンの4色を設定。

◆低中速域ではアバルト 695 を超えるパフォーマンスを発揮 刺激的な乗り味は健在

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アバルトである以上、そのパフォーマンスに注目したい。500eは最高155psを発揮するモーターを搭載。コンパクトなボディと合わさり、0-100km/h加速は7秒を記録。これはアバルト『695』とほぼ同タイム。さらに、20-40km/h、40-60km/h の中間加速では695より約1秒早いタイムを記録した。

低中速域にフォーカスした駆動性能は、街中や日常シーンでのドライビングを刺激的なものにしてくれるだろう。

また、ガソリンモデルに対し、前後重量配分を改善し(57:43)、トレッドも60mm拡大した。これにより、クイックなハンドリングを実現した。EV化してむしろ、アバルトらしい切れのある走りが生まれている。

◆インテリアはドライビングの没入感深める空間をアバルトらしく構成

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車内は、ブラックが基調で、スポーティーな仕上がり。インパネ、ステアリングホイール、シートはスウェード素材となっている。ヘッドレスト一体型のシートは、スポーツ志向のモノ。ここにもサソリのレリーフが刻まれており、アバルト・オリジナルの空間が広がっている。

また、車内空間においてアバルト500eのサウンドシステムは外せない。ドライビングやアクセル開度に同調し、アバルトのガソリンエンジンを忠実に再現して奏でる、サウンドジェネレータは、専任スタッフが、スタジオを用いた音響研究と試験を重ね、延べ6000時間以上をかけ開発されたという代物。そのサウンドは他のEVとは一線を画し、唯一無二のドライビング体験を提起するとアバルトは語る。

アバルト500eは615万円から、アバルト500eスコーピオニッシマは200台限定で630万円からとなっている。販売は10月28日から全国のアバルトの正規ディーラーで開始される予定だ。

《大矢根洋》

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