本稿は、2023年6月29日に開催されたセミナー【2030年に向けたマツダの電動化戦略 - Season2中西孝樹の自動車・モビリティ産業インサイトvol.3】の全文書き起こしです。
講演者:マツダ株式会社 取締役 専務執行役員兼CTO(最高技術責任者)研究開発統括・コスト革新統括補佐 廣瀬一郎 氏
モデレーター:ナカニシ自動車産業リサーチ 代表アナリスト 中西孝樹 氏
講演の後に設けられたQ&A・ディスカッションでは、EV化に向かう過程での製品戦略や、中国市場での今後の電動化戦略、バッテリーの調達方針、そしてEV時代にマツダが考える差別化とは何か、など、多岐にわたって白熱した議論が展開されました。以下の動画で視聴可能ですので、ぜひご覧ください。
動画はこちらから
(書き起こし ここから)
皆さんこんにちは。マツダの廣瀬でございます。本日はよろしくお願いいたします。マツダの2030年に向けての経営方針、それから主要な取り組みのうち、特に電動化の戦略についてお話をさせていただこうと思います。その前に、簡単にマツダの紹介をさせていただければと思います。