KTMジャパンは、2023年ストリートモデルのトラベルセグメント8機種を2月より順次発売する。
『890アドベンチャー』と『890アドベンチャーR』の2023モデルは、様々なアップデートを実施。外観上はウインドシールド、ヘッドライト周りとフェアリングを一新し、よりスポーティでダイナミックデザインとなった。機能面ではライドモードの「オフロード」とオプションの「ラリー」にオフロードABSが連動して作動。ABSのモジュレーターも9.3MPにアップグレードしてより高度な制御が可能となった。その他ハザードスイッチやアルミニウム製の新エンジン/タンクプロテクターも採用。890アドベンチャーのフロントフォークにはアジャスタブル機能を追加した。
『790アドベンチャー』はオーストリアで再設計。中国CFMOTO社とのパートナーシップにより、優れた価格競争力を持つモデルとして日本市場に再導入する。2023年モデルでは、クランクシャフトの回転質量を20%増加させることで、低速走行時やコーナリング時の安定性を向上。電子制御装置もライドモード、ライドモード連動のオフロードABS、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロールなど、兄弟モデルの890アドベンチャーに引けを取らない豊富な機能を備える。
『390アドベンチャーSW』は新たにブラックアルマイト仕上げのタフで軽量なアルミリムとスポークホイールを装備。日常使いにも便利なサイズでありながら、リーンアングルセンサー付きトラクションコントロール、コーナリングABS、オフロードモードとそれに連動するオフロードABSなど、オフロードの走破性を高める装備も搭載している。
『690エンデューロR』は市販バイクのシングルシリンダーエンジンの中で最もパワフルなLC4を搭載。2023年モデルでは、競技用エンデューロモデルからヒントを得た新しいカラーリングとなった。
発売モデルと価格
1290スーパーアドベンチャーS 259万円(2月)
1290スーパーアドベンチャーR 279万9000円(3月)
890アドベンチャー 179万9000円(5月)
890アドベンチャーR 182万9000円(5月)
790アドベンチャー 139万円(9月)
390アドベンチャーSW 89万9000円(2月)
250アドベンチャー 74万9000円(2月)
690エンデューロR 162万円(3月)
※()内は発売月