フェラーリ初の4ドア4シーター、プロサングエはいかにして誕生したか…スクーデリアNo.138

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スクーデリア No.138
発行:ネコ・パブリッシング
定価:2980円
ISBN978-4-7770-2681-4

日本唯一のフェラーリ専門誌『SCUDERIA(スクーデリア)』の138号が刊行。フェラーリ初の4ドアモデル、『プロサングエ』を詳しくレポートしている。

本誌は3、6、9、12月末の年4回発売しているフェラーリの専門誌で、プロサングエ以外にも、『296GTB』の東京試乗記、『デイトナSP3』のスパ・フランコルシャン試乗記などを軸に巻頭特集を構成。プロサングエはマラネッロにあるフェラーリのチェントロスティーレで行われた記者発表会に出席したジャーナリスト、越湖信一氏の筆になるもので、会場での取材内容を交えて解説しているので、より深く知ることができよう。

他にもフェラーリと初のコラボレーションモデルを発表したリシャール・ミルを紹介するほか、カヴァリーノ・クラシック・モデナのイベントレポート、オークションに登場したエンツォ・フェラーリのコートなども掲載。フェラーリとモータースポーツは切っても切れない関係といっていい。当然のことながら、第9戦のカナダから第16戦のイタリアグランプリまでのF1に関するレポートのほか、第1戦のセブリングから第5戦の富士スピードウエイまでのWECのレポートも掲載されているので、フェラーリマニアならずともうならせる内容になっている。

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また今号では、販売サイト『ネコパブショップ』限定版となる別バージョンの表紙もあり、これはフォトグラファーの藤井元輔氏が自らの愛車となる『512TR』を撮り下ろしたものである。これは新たなチャレンジで、通常版と比べ印刷部数が少ないこともあり、ある程度大胆でもいいのではないかという考えのもとに選ばれた表紙であるという。

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《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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