岸田首相も夏休み中にコロナ感染、内閣支持率も急落[新聞ウォッチ]

岸田首相(8月10日)
  • 岸田首相(8月10日)
  • 第2次岸田内閣(8月10日)
  • 185系電車

お盆休みを含めた夏季休暇も終わり、きょうから仕事を再起動させる人も少なくないようだが、相変わらず新型コロナウイルスの新規感染者が増加しているのも気掛かりだ。

8月21日には、全国で22万6590人が確認され、5日連続で20万人を超えたそうだ。お盆前後に帰省や旅行で人の流れが活発になったほか、各地で大きなお祭りや花火大会なども開かれたことなどが感染の再拡大につながった可能性もあるという。

また、夏休みを家族らと茨城県でゴルフや静岡県内の温泉で過ごしたという岸田首相も、微熱やせきなどの症状があり、PCR検査を受けた結果、陽性と判明。きょうの各紙にも「岸田首相が感染、北アフリカ外遊中止」などと報じている。8月27~28日にチュニジアで開かれるアフリカ開発会議(TICAD)への出席を見送り、30日までは首相公邸で療養し、公務はオンラインを活用して実施するという。

こうした中、毎日新聞が8月20、21の両日に全国世論調査を実施したところ、岸田内閣の支持率は36%で、7月16、17日の前回調査の52%から16ポイントも下落。昨年10月の内閣発足以降で最低となったそうだ。8月10日に内閣改造と自民党役員人事を実施したが、内閣改造後の調査で、支持率が改造前より低下するのは異例という。

今回の内閣改造と自民党役員人事については「評価しない」との回答が68%に上り、「評価する」は19%にとどまったとも伝えている。

また、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に問題があったと思うかとの問いでは、「極めて問題があったと思う」が64%、「ある程度問題があったと思う」が23%で、合わせて9割弱が問題があったと回答したという。

第2次岸田内閣(8月10日)第2次岸田内閣(8月10日)

2022年8月22日付

●首相コロナ感染、TICAD出席見送り(読売・1面)

●社説、EV充電設備、普及に向け多角的に取り組め(読売・3面)

●内閣支持16ポイント急落、36%、「自民と旧統一教会問題ある」9割、本社世論調査(毎日・1面)

●電通子会社元幹部聴取「AOKI」名義、2.5億円支出仲介(産経・1面)

●インバウンド回復遠く、7月入国者数コロナ前比95%減、厳しい水際対策、緩和見通せず(産経・3面)

●AOKI以外も仲介か、元理事、五輪スポンサー選定(東京・22面)

●ニュース一言、SUBARU中村社長(日経・7面)

●車内に子どもやペット、炎天下、キー閉じ込み注意、熱中症の危険、短時間でも放置NO!(日経・31面)

●引退車両「185系」から再生、「踊り子」部品思い出に、JR東、落札者に引き渡し(日経・31面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集