ベントレー創業からの歴史を彩る103台、米西海岸で試乗会を予定

8月20日にベントレー『マリナー・バトゥール』を世界初公開

「ホーム・オブ・ベントレー」やラリーイベントも

「ザ・クエイル」ではベントレーの電動化された未来へと続く旅を紹介

ベントレー・ブロワー
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ベントレー(Bentley)は、「モントレー・カー・ウィーク2022」に参加、ベントレーの過去最大級のプログラムを、イベント期間中に実施する。8月10日に発表した。

◆8月20日にベントレー『マリナー・バトゥール』を世界初公開

モントレー・カー・ウィーク2022のベントレーの最大の注目点は、マリナーが新たに発表するエクスクルーシブなコーチビルトカー、ベントレー『マリナー・バトゥール』の世界初公開にある。この車は8月20日の夜、数百人のゲストを招いて行われるベントレーのシグネチャー・パーティーで発表される予定だ。

バトゥールは『バカラル』の後継モデルだ。それだけでなく、ベントレーのまったく新しいデザインであり、ベントレーの将来のEVシリーズを定義するテーマとフォルムを示す1台になるという。

このバトゥールに加え、「コンティニュエーションシリーズ」の第1弾の『ブロワー・カーゼロ』、米国初公開のバカラル、マリナーバージョンの『コンチネンタルGT』、『コンチネンタルGTC』、『フライングスパー』など、マリナーの車両を展示する予定だ。

ベントレーのラインナップベントレーのラインナップ

◆「ホーム・オブ・ベントレー」やラリーイベントも

モントレー半島におけるベントレーの中心的な会場となるのが、ペブルビーチ・ロッジから200mの場所にある「ホーム・オブ・ベントレー」だ。ホーム・オブ・ベントレーは、ベントレーのデザインチームが手がけたイベント用のベントレーの新しい特徴的な雰囲気を一般公開する場になる。サステナビリティ、信頼性、クラフトマンシップを表現し、ベントレーのモデルレンジのデザインとホームの施設全体をリンクさせるという。

2022年のホーム・オブ・ベントレーには、五感を刺激する仕掛けが施される。屋外には最大6台の現行ベントレーが日替わりで展示され、ゲストは半島に集結する103台(ベントレーの歴史の各年)のベントレーのうちの1台の試乗を申し込むことができる。

ベントレーのモントレー・カー・ウィーク2022の幕開けとして、ベントレーのラリーが半島を目指す。ロサンゼルスからの旅は8月16日に始まり、30台のベントレーは途中、一泊しながら、パシフィックコーストハイウェイを走行する。

ラリーは8月18日、ラグナセカに到着する予定。ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOが、ブロワー・カーゼロを運転して先導するサーキットパレードが開催される。サーキットを一周した後、ベントレーは2023年のル・マン24時間レース100周年を記念して、2003年にル・マンで優勝したスピード8がサーキットでデモンストレーション走行を行う。スピード8が米国で高速走行するのは、2003年のセブリング以来となる。

ベントレー・スピード8ベントレー・スピード8

◆「ザ・クエイル」ではベントレーの電動化された未来へと続く旅を紹介

ベントレーは8月19日に開催される「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、過去から現在までの車を展示する。『ブロワー』の伝統から始まり、『スピード8』のルマン、そして現在のマリナーとプラグインハイブリッド(PHV)のラインナップ、さらにベントレーの電動化された未来へと続く旅を紹介していく。

ベントレーのショーブースでは、北米初公開の特別な『ベンテイガEWB』を展示する。このベンテイガEWBは、22インチホイールを装着し、インテリアにはハンドクラフトの芸術性を持ったマリナーの作品が組み込まれる。

さらに、マリナーの職人技を示す例として、米国の顧客向けのバカラルがデビューする。8番目に生産されたバカラルは、ホワイト、ブルー、オレンジのカラーパレットで彩られているという。


第2弾

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《森脇稔》

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