スバル クロストレック に2023年型、2種類のボクサーエンジン搭載…今夏米国発売へ

「スペシャルエディション」は2.0リットルボクサー搭載

「スポーツ」の2.5リットルボクサーは最大出力182hp

最上位グレードの「リミテッド」は装備が充実

スバル・クロストレック の2023年モデル(スペシャル・エディション)
  • スバル・クロストレック の2023年モデル(スペシャル・エディション)
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SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは6月9日、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2023年モデルを発表した。今夏、米国市場で発売される予定だ。

◆「スペシャルエディション」は2.0リットルボクサー搭載

2023年モデルには、「スペシャルエディション」を設定する。「デザートカーキ」と呼ばれるサンド色のボディカラーが特徴だ。ダークグレー仕上げの17インチアルミホイールを装着。ドアミラーカバー、フロントグリルバー、アンテナ、ドアハンドルは、クリスタルブラックシリカで仕上げた。エンブレムは、グロスブラック塗装だ。

インテリアには、黒と赤のモケットを採用する。シート、ドアアームレスト、レザーステアリングホイール、シフトレバー、メーターバイザー、ダッシュパネル、センターコンソールなどには、赤いコントラストステッチをあしらう。グロスブラックのトリムアクセントを採用。「SUBARU STARLINK」の8インチマルチメディアプラスシステムが標準装備されている。

パワートレインは、2.0リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力152hp、最大トルク20kgmを引き出す。トランスミッションは、CVTのリニアトロニックで、駆動方式はアクティブ・トルク・ベクタリング付きのシンメトリカルAWDだ。

◆「スポーツ」の2.5リットルボクサーは最大出力182hp

「スポーツ」グレードの2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力182hp、最大トルク24.3kgmを引き出す。2.0リットルの最大出力152hp、最大トルク20kgmに対して、30hp、4.3kgmパワフルとなる。トランスミッションは、CVTのリニアトロニックで、駆動方式はアクティブ・トルク・ベクタリング付きのシンメトリカルAWDだ。

スポーツは、専用仕上げのフロントグリル、ドアミラー、エンブレム、アルミホイールを装備する。ガンメタ仕上げのエクステリアディティールが特長だ。スポーツのインテリアは、ガンメタとカーボンファイバーのアクセントが添えられた。イエローのステッチや撥水性のある「StarTex」素材がシートに使用される。

スポーツには、ヒルディセントコントロール付きの2モードの「X-MODE」を、クロストレックシリーズで唯一搭載する。X-MODEは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するシステムだ。

雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まるような道では「DEEP SNOW・MUD」モードを設定。スイッチ操作で、モードを選択するだけで、さまざまな道を安心して走行できる。また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などにおいて、一定の車速を維持しながら下ることができる。

◆最上位グレードの「リミテッド」は装備が充実

最上位モデルの「リミテッド」グレードには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は、スポーツと同じく、182hpを引き出す。

リミテッドは、ブラックの専用18インチアルミホイール、ウインカー付きのボディ同色ドアミラーを備えている。「ハイビームアシスト」も標準だ。レーンチェンジアシストと、リアクロストラフィックアラートによるブラインドスポット検出も標準装備されている。

また、リミテッドには、LEDステアリング連動ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、LEDフォグランプが標準装備される。STARLINK 8.0インチマルチメディアプラスシステムと、カラーLCD付きのマルチファンクションディスプレイも採用している。


《森脇稔》

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