テスラのスタイリングに差を付ける!モデル3専用ホイールがMIDからデビュー

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テスラのスタイリングに差を付ける!モデル3専用ホイールがMIDからデビュー
  • テスラのスタイリングに差を付ける!モデル3専用ホイールがMIDからデビュー
  • テスラ モデル3 / MTW TW027
  • MTW TW027【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】
  • MTW TW010/TW027
  • MTW TW010【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】
  • MTW TW010【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】
  • MTW TW010【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】
  • MTW TW027(左)/MTW TW010(右)

RMPナイトロパワーガルシアなど、数多くのヒットブランドを持つMID(マルカ・インテリジェント・デザイン)。新たに生まれたMTWブランドからファーストモデルとして登場したのがテスラ『モデル3』専用設計の製品。モデル3ユーザーなら分かる付加価値満載のホイールに要注目だ。

車種専用設計の新ブランド・MTWから、テスラ・モデル3専用モデルがデビュー

MTW TW010/TW027MTW TW010/TW027

“次世代のモビリティに対して車種専用としてホイールを開発する”そんなコンセプトのもと2022年に立ち上がったMIDの新ブランドがMTW(MARUKA TAILORED WHEELS)だ。ネーミング通りに注文仕立てを目指す同ブランドでは、汎用モデルではなくあえて車種専用設計を施すのが特徴。車種に合わせた設計とすることでクルマの魅力をホイールからサポートしていく思いが込められているブランドだ。

その第1弾モデルとして登場したのがTW010/TW027の2モデル。ターゲットとなる車種はテスラ・モデル3。同モデルには既存のホイールの適合サイズが数少なく、ホイール交換の自由度が極端に低い。そのため一気に普及が広まったモデル3ユーザーの中で、愛車をもっとグレードアップしたいというニーズに十分こたえられていなかったのは事実。そこに登場したのがMTWTW010/TW027だ。モデル3を自分流にコーディネートする足がかりになるホイールの登場に同モデルのユーザーは大注目したい。

車種専用設計ならではの付加価値を備え、乗り心地を改善するという方向性に注目

テスラ モデル3 / MTW TW027テスラ モデル3 / MTW TW027

テスラ『モデル3』へのデザイン性豊かなアフターホイールの供給という面ではもちろんなのだが、MTWブランドのもうひとつのこだわりは付加価値の創出だ。車種専用設計である特性を生かして、軽量化や剛性アップなどのホイールによる性能アップだけに止まらず、車種に適した付加価値を備えることを追求する。ファーストモデルとして登場したテスラ・モデル3に向けた2モデルも、いくつかの特徴を有している。その代表的な付加価値が“乗り心地”だ。

そもそもモデル3はスポーツカー的な走りを楽しめるクルマとしてもてはやされている。クルマ好きがその走りの性能を楽しむといった側面も強いモデルだ。しかしその反面、乗り心地の不満も少なからず聞こえてくる。特にファミリーで後部座席を利用するケースなどでは顕著だ。そこで乗り心地の改善をテーマに開発は進められた。

しかし“ホイールで乗り心地が改善するの?”という疑問もあるが、実は歴史的にもホイール設計による乗り心地改善の経緯はあった。代表的な例が高級サルーンに採用されているホイールの設計手法だ。実はあえて重量の重いホイールを組み合わせることで、もともと乗り心地の良い高級サルーンを、さらに上質な乗り味へと仕上げたという例があるのだ。そんな設計手法から学んだ同社は、MTWのニューモデルにも“重量増”というホイールとしては禁断とも言える設計を施すことになった。

テスラ モデル3 / MTW TW027テスラ モデル3 / MTW TW027

しかし、ただホイールを重くしただけではないのがこのモデルの特徴。ホイールの重量増を引き出しているのはインナーリムの厚みだ。MIDでは開発時に複数のインナーリムをテストして、複数のプロトモデルのテスト試乗も含めて最適なリム厚を導き出している。その結果、モデル3の純正ホイール=11.3kg(19インチ)に対して、TW027=12.54kgとした。これによりノーマル時に感じていたモデル3の乗り心地は大きく改善され、後部座席に乗る奥さんや子ども達からの評判も一気にアップすることが予想されるのだ。

MTW TW027(左)/MTW TW010(右)MTW TW027(左)/MTW TW010(右)

しかし、重量増が走りにどこまで影響するのかは少し気になるところだが、開発陣は“モデル3=EVだからこその自信”を持っている。その理由となっているのはモデル3のトルクの高さだという。ホイールの重量増程度は軽々とカバーしてしまうトルクがあるからこそ、乗り心地重視の方向にホイール設計を振っても問題ないという。むしろ車体が安定して乗りやすく快適なクルマに仕上がる方向性を求める方がモデル3には似つかわしいと考えているのだ。

インナーリムの厚み増によって、剛性アップや静粛性にも好影響を及ぼす

MTW TW027【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】MTW TW027【セミグロスブラック/ディスク+アンダーカットDC】

インナーリムを厚くしたことは乗り心地改善に加えて、モデル3にいくつもの好影響を及ぼすという。そのひとつがリム剛性がアップすることで加速時にホイールが変形することを押さえる点だ。その結果、EVの大トルクでホイールを回転させる際にその力をしっかり路面に伝えることが可能になる。そのため瞬発力を存分に発揮し重量のあるモデル3を安全に加速させることが出来るというのだ。

それを裏付ける設計手法が、近年のレース用ホイールで見られる。レースシーンで用いられるレーシングホイールではインナーリムを厚く設計する傾向がある。これは大パワーに負けてホイールにたわみが起こりパワーが逃げることを避けるため。実際にドライバーからの評価も高く実績のある手法になっている。

テスラ モデル3 / MTW TW027テスラ モデル3 / MTW TW027

さらにインナーリムを厚くすることは静粛性のアップにも役立つ。今回の設計過程で、同形状のホイールで複数のインナーリムを設計してノイズを測定したところ、細いリムに対して最終的に採用されることになった厚みのあるリムは5dB程度走行騒音を低減させる効果があることも判明。静粛面でも有利なホイールとなっている。

このように、乗り心地の改善に始まったテスラ・モデル3への車種専用設計。MTWブランドの狙う付加価値を目一杯に詰め込んでモデル3ユーザーのかゆいところに手が届く性能を備えてきたのが特徴となった。さすが専用設計であるとうならせる仕上がりだ。

スタンダードな『TW010』と攻めた『TW027』、異なる2つのデザインでモデル3をぐっと足元からドレスアップする

テスラ モデル3 / MTW TW027テスラ モデル3 / MTW TW027

もちろんデザインもTW010/TW027の2モデルを用意。TW010はテスラの純正ホイールが持つヒネリのイメージを取り入れた10本スポークのモデル。ラウンドしたスポークはリムオーバーしてサイズ以上の大径感も満点。センターパートでは有機的にヒネリを加えたスポークデザインもかなり個性的なモデルとなった。

一方のTW027は2×7のクロススポークデザインを持つ。アメ鍛のような雰囲気を持たせて、モデル3の新しい魅力を足もとから引き出す狙いがある。リムオーバーするスポークは細身でシャープなフォルムが魅力。モデル3の足もとを軽快に見せる効果も満点だ。

テスラ モデル3 / MTW TW027テスラ モデル3 / MTW TW027

まだまだアフターホイールが本格化する前段階にあるモデル3。積極的にホイール交換をプッシュする販売店も少ない中、意欲的なモデルとして登場したMTWブランドのTW010/TW027。車種専用設計で純正と同等のサイズ設定は安心感とモデル3ユーザーが共感できる乗り心地・瞬発力・静粛性といった付加価値を備えることでカスタム好きのユーザーのみならず、カスタムの知識がそれほど無い“テスラ好き”のマニア層にも評価されるホイールとなること必至。

テスラ専用ホイール登場!MTW『TW010/TW027』の詳細はこちら
《土田康弘》

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