ライダーの安全を確保するドラレコとシールドを展開するミツバサンコーワ…東京モーターサイクルショー2022

EDR-22G/EDR-22(東京モーターサイクルショー2022)
  • EDR-22G/EDR-22(東京モーターサイクルショー2022)
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  • FITT360PB(東京モーターサイクルショー2022)
  • FITT360PB(東京モーターサイクルショー2022)
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2輪でもドラレコは自分の身を守る必須アイテムの1つであり、前後2カメラのバイク用ドラレコも進化している。新発想の首に掛けるタイプのドラレコも装備すれば鬼に金棒だ。簡単に交換できる防曇シールドなど、ミツバサンコーワのラインナップから目が離せない。

防水処理もしっかりとされた2輪用ドライブレコーダー

EDR-22G/EDR-22(東京モーターサイクルショー2022)EDR-22G/EDR-22(東京モーターサイクルショー2022)

4輪においては装着率もアップしており、万が一の事故やトラブルの際に非常に役立つのがドラレコ。バイク用でも普及しはじめており前後2カメラタイプがスタンダードになってきている。両面テープなどで簡単に装着できるしカメラ自体も小さいので、いかにもカメラが付いていますという大袈裟にならないのも良い。

しかしレコーダー本体は意外に大きくシート下に入らないバイクもあった。または、そもそもシート下にスペースが無い場合もある。

ミツバサンコーワのEDR-22GとEDR-22のレコーダー部分は、iP66/67という最高峰の防塵・防水基準をクリアしたことで、シート下の物入れだけでなく、カウルの内側など目立たない部分へ装着することが可能で、堅牢・コンパクトなアルミボディ仕上げとなっている。もちろん振動対策も施されており10Gの耐震試験をクリアしているのも特徴だ。

EDR-22G 47,080円(税込)
EDR-22 41,580円(税込)

首掛けタイプのウェアラブルドライブレコーダーFITT360PB

FITT360PB(東京モーターサイクルショー2022)FITT360PB(東京モーターサイクルショー2022)

ドライブレコーダーとしてはEDR-22Gなどをバイクのボディに取り付ければ、万が一の時でも映像を残してくれる。しかし前後2カメタイプでは死角が出来てしまうのは否めない。そこで首かけタイプでほぼ360度をカバーしてくれるドライブレコーダーを開発中だ。

U字型の首にかける扇風機などに近いデザインで、首に載せるだけというお手軽さ。首に引っ掛けるだけでは落ちてしまう危険性があるが、首のサポートをするホルダーや顎紐などで固定することで安定性を確保出来る。

U字型の左右の先端と後ろの真ん中にカメラを設置し、ワイドなカメラを装備することでほぼ360度をカバーする。前傾姿勢になってライディングするような場合でもワイドな画角でおおよそ前後左右を捉えてくれる。発表されているスペックとしては以下の通りだ。

最大で3840×1280:150min
通常で2160×720:170min
最小で1440×480:190minの録画が可能
バッテリーは約3時間使用可能・充電時間は約2時間
内蔵メモリ:64GB・外付けメモリ(最大)128GB対応
防水:iPX4

FITT360PBを装着することでウェアラブルカメラならではの面白い映像が撮れるかもしれない。こちらは現在開発中ということで参考出品となる。

お手軽に気分によって取り替え可能のULOOKの防曇インサート

ULOOK(東京モーターサイクルショー2022)ULOOK(東京モーターサイクルショー2022)

バイクに乗っていてイライラする要因の上位に来るであろうシールドの曇り。シールド内側に防曇フィルムを装備するヘルメットも現在は多く存在している。それでも曇ってくると薄くシールドを開けたりしながら対応しているだろう。ヘルメットメーカー純正の防曇フィルムはクリアになっており、外側のシールドでスモークなどを選ぶことが多い。

ULOOKの防曇フィルムは純正のフィルムと交換するタイプで、内側のフィルムとしてクリア・スモーク・イエロー・ピンク・偏光・調光と6種類が現在ラインナップしている。

それぞれのカラーで道路の見え方などが違うので、好みのフィルムを使用するのが良いが、通常は平らなフィルムなので複数所有して時間や太陽の向きなので付け替えるのも良いかもしれない。装着も純正のピンに固定する方式なので簡単に装着できるのもポイントだろう。

現在、SHOEIとARAIの主要商品に対応しており、カラーにより値段も2530円~となっている。

柔と剛を兼ね備えたポータブルロック

バイスガード エア(東京モーターサイクルショー2022)バイスガード エア(東京モーターサイクルショー2022)

バイクの盗難は日々起きていて、ライダーにとっては悩みの種。自宅などの保管場所では大型で堅牢なロック機構を付けている人も多いだろう。しかし出先にその厳重で重たいロックを持っていくのは一苦労だ。そこでなるべくなら軽くて小さくなり、それでいて丈夫なロックが欲しいもの。そんなわがままを叶えてくれるのが、バイスガード エアだ。

ベルト部分には特殊防刃繊維とステンレスワイヤーの複合素材で構成されており、海外の警察の防刃ベストにも採用されている特殊防刃繊維でできている。金属素材に強いニッパーや番線カッターなどでは切断しにくく、ステンレスワイヤーは繊維に強いハサミやカッターに対して有効と、多くの切断器具に対して有効だ。

しかも丸めたりすることも可能で軽量なのでバッグの片隅に簡単にしまうことができる。特殊防刃繊維は柔軟性も兼ね備えておりバイクだけでなくヘルメットや荷物、自転車などのロックにも有効だ。

南京錠とセットになったバイスガード エア コンボと好きな南京錠などと組み合わせができる単品とがあり、ベルトの長さも350mm/900mm/1500mmと選べる。

南京錠とセットになったバイスガード エア コンボの350mmで3300円(税込)~、単品のバイスガードエア350mmで2,200円(税込)~とリーズナブルな設定になっている。

《雪岡直樹》

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