e-Mobility Powerは2月10日、急速充電器の認証や課金を遠隔管理するシステムを2022年4月から提供開始すると発表した。
国内の急速充電器が更新時期を迎えている中、遠隔からの監視・制御による効率的・スピーディーな保守が可能で、アプリによる認証ができるなどユーザビリティの高い急速充電器のニーズに対応していく。更新時期を迎える急速充電器でサービスを運営している事業者や新規で設置する事業者などにOCPP対応急速充電器を提案していく。
OCPPはオープン・チャージ・ポイント・プロトコルの略で電気自動車の充電器を管理する国際標準通信規格。充電器の認証、遠隔での監視・制御などが可能。
また、e-Mobility Powerは遠隔管理サービスの開始に伴って、100%出資子会社ジャパンチャージネットワークが提供している「充電器管理運用サービス」について、2022年3月末運用開始分で新規・取替の受付を終了する。充電器管理運用サービスを遠隔管理に移行していく。