ホンダ CBR1000RR-R、オイル漏れ…リコール

ホンダ CBR1000RR-R
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ホンダは2月3日、大型スーパースポーツ『CBR1000RR-R』のオイルクーラーアウトレットパイプに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2020年3月31日~2021年11月22日に製造された1474台。

対象車両は、オイルクーラーアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切だったことが判明。1速ギヤの高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱でホース表面部が溶融することがある。そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがある。

改善措置として、全車両、遮熱板を追加するとともに、オイルクーラアウトレットパイプを新品に交換する。なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、1速ギヤでの走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第、交換する。

不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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