ジャガー・ランドローバー世界販売、日本は2年ぶりに増加 2021年

ランドローバー・ディフェンダー新型とジャガー I-PACE
  • ランドローバー・ディフェンダー新型とジャガー I-PACE
  • ジャガー E-PACE 改良新型
  • ジャガー F-PACE 改良新型
  • ランドローバー・レンジローバー 新型
  • ランドローバー・レンジローバー・スポーツ

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は1月12日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は42万0856台。前年比は1.2%減と、引き続き前年実績を下回った。

全販売台数42万0856台のブランド別の内訳は、ジャガーが8万6270台にとどまり、前年比は15.8%減と3年連続のマイナス。ランドローバーは33万4586台を販売し、前年比は3.4%増と4年ぶりに前年実績を上回った。

市場別の販売実績では、日本が2021年、5832台を登録した。前年比は8.6%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。5832台の内訳は、ジャガーが1059台を登録した。前年比は25.6%減と、2年連続で前年実績を下回った。一方、ランドローバーは4773台を登録した。前年比は21%増と、2年ぶりに前年実績を上回っている。

車種別の2021年の世界販売実績では、ジャガーはEVの『I-PACE』が牽引役を果たした。ジャガーカーズによると、I-PACEの受注は好調に推移しているという。

ランドローバーは、新型『ディフェンダー』に対する受注が伸びている。ショートホイールベースの『ディフェンダー90』の販売が開始されたこともあり、モデルチェンジを受けた新型の販売が好調だった。また、『レンジローバー スポーツ』に対する需要と、新型『レンジローバー』に対する受注も好調という。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集