魅力増幅! BMW専用モデル「BE-FIT AM for BMW」

魅力増幅!BMW専用モデル「BE-FIT AM for BMW」
  • 魅力増幅!BMW専用モデル「BE-FIT AM for BMW」
  • 高音質スピーカーに換装しても見た目の変化は無い
  • 高性能ツイーターへ変更することで耳当たりの良いクリアな音を奏でてくれる
  • スピーカー交換後はダンピングの良いリズミカルな音を楽しめる
  • センタースピーカー交換は人気メニューとなっていて、音像の実在感が大幅に向上する

BMWの純正サウンドに不満を持つユーザーは多いが、そんな不満を一気に解消するのがビーウィズのBMW専用スピーカーキットである「BE-FIT AM for BMW」シリーズだ。高品質なスピーカーユニットをトレードイン取り付けする魅力のスピーカーキットに注目した。

純正位置へのトレードイン取り付けで
ハイエンドなサウンドが手に入る専用キット

BEWITH(ビーウィズ)が“トレードインのハイエンド”を目指した純正交換タイプのスピーカーキットであるBE-FIT AMシリーズ。スピーカーユニットにはBEWITHの高音質スピーカーであるReference AMシリーズの採用。加えてバッフルにはBEWITHのセカンドブランドであるPLUG&PLAYのアルミ・ダイキャストバッフルを投入するなど、クオリティの高いキット内容を誇り、既に定番のスピーカーキットとなっている。

中でも人気モデルのひとつとなっているのがBMW専用キットである「BE-FIT AM for BMW」。トゥイーターと8cmミッドレンジを組み合わせ、音質アップの効果が大きなスピーカーキットとして多くのユーザーから評価されている。今回は実際にBMW M320iに取り付けられた同キットをチェック。そのシステムについて紹介していくこととした。

フロントドアに使用されているのは、Reference AMのトゥイーターである「L-25R」と8cmミッドレンジの「L-88RS」。「L-88RS」は「L-88R」の上位モデルで、より高い性能を持つユニットだ。またセンタースピーカーにも同じく「L-25R」「L-88RS」の2ウェイをインストール。いずれも内装への加工を行うことなく取り付けられている。8cmミッドレンジには精度の高い専用開発されたアルミ・ダイキャストバッフルを用いているのも特徴。スピーカーの持つ能力をフルに発揮させるために、取り付け精度も高めたのも同キットの特徴だ。

帯域バランスを整える専用ネットワークによる
スピーカーコントロールにも高音質の秘密あり

このシステムではトゥイーター&ミッドレンジに高品質なスピーカー群を投入する一方で、シート下に配置されている純正のミッドバスはそのまま利用している。この点だけ聞くと音のつながりに不安を抱くかもしれない。しかし、この点は8cmミッドレンジに専用ネットワークを投入し、ハイパスさせることでクリアしている。もちろんトゥイーターとのクロスオーバーも専用ネットワークを介して設定され3ウェイ(Reference AMの2ウェイ+純正ミッドバス)をスムーズにつなげている。Reference AMのスピーカーによる高品質なサウンドに加え、低域から高域までのバランスの良さを引き出しているのもこのキットならではと言えるだろう。

センタースピーカーも専用のネットワークが設定され、2ウェイを的確にコントロール。こちらもミッドレンジとトゥイーターの一体感を表現する設定となり、センタースピーカーのサウンドクオリティをいっそう高めているのが体感できるだろう。

AM(アルミ・マグネシウム)振動板を用いる
高品質なReference AMのスピーカー群を採用

同キットに採用されているスピーカーは先にも紹介した通りBEWITHの中核をなすスピーカーとなっているReference AMシリーズ。あらためてReference AMの特徴と魅力について紹介しておこう。このモデル最大の特徴は振動板にAM(アルミ・マグネシウム)素材を用いている点。軽量・高剛性でなおかつ適度な内部損失を持つというスピーカーの振動板には理想的な要素を備えた素材だ。しかもすべてのスピーカーにAM振動板を用いることで音色の統一を図っているのも狙い通り。今回のBMWにもトゥイーター、ミッドレンジの振動板は同じくAM振動板を採用、中高域の音の統一感、つながりの良さにはそんなコンセプトが反映されている。

トゥイーター「L-25R」はAM(アルミ・マグネシウム)振動板を採用した2.5cmドームトゥイーター。クセのないフラットな性格を持ち、幅広い音楽への汎用的な対応力が特徴のユニットだ。取り付け性の高さも魅力で、純正位置へのトレードイン取り付けにも対応する高品質ユニットだ。トゥイーター設定のないモデルもあるBMWの場合、高域特性を整える意味では効果絶大なユニットだ。

また8cmミッドレンジ「L-88RS」も同じくスピーカー振動板にAM(アルミ・マグネシウム)を用いる。モデル名末尾にRSが付く「L-88RS」は、磁気回路にSネオジムモーターを採用した改良型。高磁力・高密度ネオジムマグネットを使用することで強力な磁気回路としているのが特徴。その結果、従来モデルの「L-88R」に比べてエネルギー感や情報量をアップしている。

ハイクオリティな中高域サウンドに加えて
センタースピーカーの効果もリアルに体感

同キットが取り付けられているBMWを実際に試聴してみた。一聴するだけで純正からの大きな進化が見られる。高域の伸びの良さ、中域のクリアさなどが顕著で、情報量も段違いで充実している。その結果、音楽の本来持つ豊かな表現がリアルに伝わってくるのだ。低域から高域までの音のつながり感も自然で、バランスの良いサウンドを体感できる。またセンタースピーカーをグレードアップした効果としてはセンター定位の明確さが際立っている。クッキリと実在感のある音像が現れるサウンドは、曖昧さが残る純正サウンドとはまったく別物に仕上がっていた。

純正内装に対する加工無しに取り付けできるBEWITHの「BE-FIT AM for BMW」シリーズ。手軽なトレードイン取り付けでハイエンドなサウンドを手に入れるためには、迷わずチョイスしたいキットだ。

《土田康弘》

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