ランドローバー レンジローバー 新型に「SV」、究極のラグジュアリー追求…2022年設定へ

電動で展開できるクラブテーブルや冷蔵庫を装備

4.4リットルV8ツインターボは最大出力530hp

最新の「Pivi Pro」は史上最大の13.1インチタッチスクリーン

ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」
  • ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」

ランドローバーは10月26日、新型『レンジローバー』(Land Rover Range Rover)にラグジュアリー性を極めた「レンジローバーSV」を、2022年に設定すると発表した。

電動で展開できるクラブテーブルや冷蔵庫を装備

「SV」モデルは、新型レンジローバーのラグジュアリーとパーソナライゼーションを追求し、卓越したクラフトマンシップを体現することを目指した。専用のデザインディテールとして、光沢メッキメタル、滑らかなセラミック、複雑なモザイク模様の寄木細工、高品質のレザー、サステナブル(持続可能)な素材である「Ultrafabrics」などを採用している。

新型レンジローバーSVでは、新たに設けられた2種類のデザインテーマとして、「SV SERENITY(セレニティ)」と「SV INTREPID(イントレピッド)」を用意する。フロントとリアのコントラストが効いたツートンカラーのインテリアを採用した。電動で展開できるクラブテーブルや冷蔵庫など利便性の高い機能も備えており、乗り心地を追求した4名乗り仕様「SV シグネチャースイート」も選択できる。

また、セラミック製SVラウンデルと、シンプルにレンジローバーSVと呼称するようにしたネーミング戦略を適用した初めてのモデルになる。SVラウンデルは、モダンラグジュアリーや、最高のパフォーマンス、走破能力の実現を目指している「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」のデザインとエンジニアリングに対する情熱を表しているという。今後、SVOが手がけるランドローバーモデルには、すべてSVラウンデルが付き、識別できるようにする。ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」

4.4リットルV8ツインターボは最大出力530hp

新型レンジローバーSVの欧州仕様車のパワートレインは3種類だ。中でも、最も強力なのは「P530」グレードで、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は530hpを発生し。0~100km/h加速を4.6秒で駆け抜ける。それでいて、従来型のレンジローバーのV8搭載車よりも17%効率的という。

プラグインハイブリッド車(PHV)の「P510e」グレードも用意される。3.0リットル直列6気筒ガソリンエンジンに最大出力143hpのモーター、蓄電容量38.2kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHVパワートレインを搭載する。

動力性能は0~100km/h加速が5.6秒だ。EVモードでは最大100kmをゼロエミッション走行できる。EVモードの最高速は140km/hとした。CO2排出量は30g/km以下に抑えられる。ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」ランドローバー・レンジローバー 新型の「SV」

最新の「Pivi Pro」は史上最大の13.1インチタッチスクリーン

新型には、最新の「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを搭載する。レンジローバー史上最大のタッチスクリーンは13.1インチで、湾曲したフローティングデザインが特長だ。スマートフォンに着想を得たインターフェースを導入する。空調コントロール用のスイッチと連携して、主要な車両機能を直感的に制御できるようにした。

最新のPivi Proは、新開発のセミフローティング13.7インチのインタラクティブドライバーディスプレイと連携して機能する。このディスプレイは、Pivi Proのメインスクリーンのデザインを反映して、3パネルレイアウトとし、新しい高解像度グラフィックを導入した。ステアリングホイールのコントロールスイッチを使用して、表示内容をカスタマイズできる。

ランドローバーとしては初めて、画面に触れて押すと、センターディスプレイが触覚フィードバックを提供するようになった。操作時に画面を見なくても、確認が得られるため、Pivi Proをさらに直感的に操作できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集