まもなく姿を現す北陸新幹線加賀温泉駅…11月末までには外観の足場を解体へ

駅名標が取り付けられた状態の加賀温泉駅新駅舎のイメージ。
  • 駅名標が取り付けられた状態の加賀温泉駅新駅舎のイメージ。
  • 加賀温泉駅新駅舎のコンコースイメージ。待合室には加賀特有の赤瓦を、柱には石川県産の木材を使用。壁の上部には山中漆器の挽きのイメージを施す。
  • 加賀温泉駅の新幹線構内イメージ。格子のイメージを採り入れ、待合室の庇を木調とすることで、加賀温泉郷らしい落ち着きとくつろぎ感を演出するという。

2024年春に予定されている北陸新幹線敦賀延伸時に供用が開始される加賀温泉駅(石川県加賀市)新駅舎の外観が、福井駅(福井県福井市)や越前たけふ駅(福井県越前市)に続いて、まもなく姿を現す。

「加賀の自然と歴史、文化を見せる駅」をコンセプトに、温泉郷の風情と城下町の歴史を感じさせる駅として、2020年から屋根や外壁の工事などが進められていた新駅舎は、10月7日には駅名標の設置に伴ない付近の足場と、駅舎中央部の足場が解体される予定で、11月末までにはすべての足場が解体される運びとなっている。

駅構内は相対式ホームの2面4線で、ホーム延長は312m。今後は開業へ向けて内装工事や設備工事が進められる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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