トヨタ不正車検は11社12店舗で1345台、全国総点検で判明

トヨタ自動車は、トヨタおよびレクサス販売店における不正車検問題を受け、全国4852拠点で総点検を実施。その結果、販売店11社12店舗にて不正車検が行われていたことが判明したと発表した。

トヨタ/レクサス販売店ではこれまで、レクサス高輪(東京都港区)や、ネッツトヨタ山梨本社セイリア店(山梨県甲府市)、ネッツトヨタ愛知プラザ豊橋店(愛知県豊橋市)などで不正車検が行われていたことが発覚。これを受け、トヨタは全国販売店の4852拠点にて、指定整備に関係する法令の遵守、また会社全体の仕組み・風土を確認する自主的な総点検を、販売店とメーカー共同で実施してきた。その結果、これまで販売店11社12店舗で不正車検が行われていたことが判明した。

不正車検があったのは、トヨタモビリティ東京(レクサス高輪/江戸川瑞江店)、広島トヨタ(広店)、トヨタカローラ山口(安岡店)、ネッツトヨタ山梨(本社セイリア店)、トヨタカローラ愛媛(中央通店)、ネッツトヨタ沖縄(南風原店)、鳥取トヨペット(米子店)、トヨタカローラ宮崎(日南店)、徳島トヨペット(阿南店)、沖縄トヨタ(宮古支店)、長崎トヨペット(琴海店)の11社12店舗。対象となる車両は合計1345台。一部検査の未実施、検査結果の改ざんが確認されたほか、検査員による整備作業の実施、一部確認作業の未実施等の違反が行われていた。一部、過失によるものもあるが、故意性ありと思われるものもあったという。

トヨタでは総点検結果から見えてきた課題として、「サービス現場における過大な業務量と、エンジニアの人員不足」、「車検制度への役割認識と遵法意識の不足」、「経営層・管理者と現場作業者の風通しの悪さ」、「指定整備における監査機能の不備」、「車検を正しくおこなうためのお客様への確認や説明の不足」を挙げている。再発防止に向けては、必要な人員の増強や、サービス機器の更新などを最優先で進めるとともに、不正を誘発する背景となりうる要因を改善すべく、働く環境の改善や、職場風土づくり、改善をリードし継続できる人材の育成などについても、早急に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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