ドイツのチューニングメーカー「G & B Design」社は、メルセデスベンツの新ワイドボディキット「G-Boss」を発売した。
メルセデスベンツは先日、人気オフローダー「Gクラス」に、より多くのオフロード機器を追加したプロフェッショナルラインキットを備えたGクラスMY2022を発売したほか、IAAモビリティ2021にて初のエレクトリックバージョンを公開したが、今度は一風変わったカスタムカーが登場だ。
2018年から発売されている「W463」型で利用可能なアップグレードキットは、エッジの効いたフロントエプロン、より立体感のあるボンネットフード、新設計されたラジエーターグリル、ダーク仕様のヘッドライトなどが追加されている。またイエローのアクセントをあしらったフロントリップスポイラーは、フェンダーを跨ぎサイドスカートと視覚的に接続、スペアタイヤカバーとミラーキャップは高品質のカーボンファイバーで包まれている。
そのほか興味深いのは、統合された3つのLEDユニットを備えたスタイリッシュなルーフスポイラーだが、「G-Boss」のフロントフロントマスクを考慮すると、このスポーティなデザインは微妙かもしれない。最大の注目はソーラービームセミグロスに仕上げられたイエローボディだ。同社では「スクールバス」をテーマにしたという。
キャビン内の詳細画像はないが、イエローをあしらったシートベルトやシートの装飾ステッチなどを装備しているほか、シートとドアパネルはダイヤモンドパターンで良い感じに仕上げられている。また天井に輝く「G-Boss」ライトはムード満点だ。
パワートレインに変更はないが、W463世代のすべてのGクラスに設定可能だという。