オランダのザントフォールト・サーキットで3日、オランダGPが開幕。フリー走行2回目はシャルル・ルクレール、カルロス・サインツの順で、フェラーリ勢がワンツーでセッションを終えた。 1985年以来開催されていなかったオランダGPが復活した。2015年にわずか17歳でF1にデビューし、現在はレッドブル・ホンダでタイトル争いを展開しているマックス・フェルスタッペンの母国であり、オランダではここ数年大きくF1熱が加熱。近隣国でのグランプリには多くのオランダ人が駆けつけ、オレンジの衣装に身を包んでフェルスタッペンを応援する姿が多く見られた。そのフェルスタッペン人気を受けてオランダGPは2020年に復活する予定だったが、新型コロナウイルスの蔓延に伴い中止となり、今年36年ぶりに復活を果たすことになった。 フリー走行2回目では開始5分でルイス・ハミルトン(メルセデス)がトラブルによりストップ。レッドフラッグが振られセッションは中断となった。約2分半の中断の後セッションは再開されたが、ハミルトンはコースに復帰することはできなかった。 残り40分を切った辺りからソフトタイヤを履いてのタイムアタックが始まり、まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分11秒353で自身が持つトップタイムを更新。直後にエステバン・オコン(アルピーヌ)が1分11秒074でトップに浮上した。その後ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ボッタス、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がタイムを更新してきたがトップには及ばず、その後アタックラップを始めたフェルスタッペンに注目が集まった。 しかしここでニキータ・マゼピン(ハース)がコースアウト。セッションは2度目の中断となった。再開後にフェルスタッペンは2周使ったソフトタイヤを履いてコースに出たが3番手タイムがやっとだった。 これで決まりかと思われたが残り21分、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が一人1分11秒台を切る1分10秒902を記録してトップに浮上。直後にチームメイトのカルロス・サインツ(フェラーリ)が1分11秒056の2番手タイムを出し、これが最終的な記録となった。 その結果ルクレール、サインツの順でフェラーリがワンツーとなり、今シーズン序盤に好調だったフェラーリが戻ってきた。3番手はオコン、4番手はボッタス。以下フェルスタッペン、アロンソ、ガスリー、ランド・ノリス(マクラーレン)と続いた。 途中で走行を終えたハミルトンは11番手。その後ろにセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)と角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のホンダ勢が続いた。 オランダGPは4日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、5日に決勝レースが開催される。 ■オランダGP フリー走行2回目結果 1. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分10秒902 2. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分11秒056 3. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分11秒074 4. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分11秒132 5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分11秒264 6. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分11秒280 7. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分11秒462 8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分11秒488 9. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分11秒678 10. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分11秒713 11. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分11秒911 12. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分11秒946 13. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分12秒096 14. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分12秒136 15. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分12秒157 16. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分12秒206 17. ミック・シューマッハ(ハース)/1分12秒607 18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分12秒610 19. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分12秒835 20. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分12秒855
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